◆◆9/12記事◆◆
◆9/12(木) ＵＮＲＷＡ職員6人死亡、ガザで避難所の学校に2回の空爆(ロイター)
国連パレスチナ難民救済事業機関（ＵＮＲＷＡ）は、１１日にガザ中心部の学校へのに二回の空爆で、避難所の責任者と職員ら６人ら１８人が死亡、単一の事件での職員死者数としては過去最多、「この学校は５回攻撃され、女性と子どもら約１万２０００人の避難民が身を寄せている」。国連のグテレス事務総長は１１日、国連職員殺害事件の説明責任が問われていないのは容認できない」と述べた。軍はこれに先立ち、ガザ中心部のヌセイラットにある指揮統制センターを攻撃したと発表、死亡したパレスチナ人の３分の１は戦闘員だと主張し、人間の盾だというが、ハマスはこれを否定した。
◆9/12(木) イスラエル軍が国連学校爆撃 女性と子ども含む34人が死亡 (AP通信)
難民が避難しているガザ中部にある国連のアル・ジャウニ男子予備校を爆撃、女性と子ども19人を含む34人が死亡した。ガザ地区侵攻と避難命令で、住む家を追われた数十万人のパレスチナ人が、ガザ地区各地にある学校に身を寄せている。
◆9/12(木) ハマス、米の従来案に基づき「停戦の用意」 新たな条件拒む(ロイター)
ハイヤ氏率いる交渉団は１１日、米国の停戦案をベースに、当事者が新たな条件を加えなければ、「即時」停戦に入る用意があるとカタールのムハンマド首相とエジプトのカメル総合情報庁長官との会談で示した。米中央情報局（ＣＩＡ）のバーンズ長官は７日、ガザのより詳細な停戦案が数日中にまとまるとの見通しを示していた。
◆9/12(木) ハマスに要求取り下げ迫る 仲介国、ドーハで会談 ガザ交渉(時事通信)
ハリル・ハイヤ氏らハマス代表団とカタールのムハンマド首相とエジプト総合情報庁のカメル長官がドーハで会談し、100人以上のパレスチナ囚人の釈放の追加要求の取り下げを迫った。
◆9/12(木) ガザ交渉「完全に解決可能」 イスラエルは対ヒズボラに注力 米長官（時事通信）
ブリンケン米国務長官は10日、停戦交渉は「問題点の90％以上は合意ができている」「残った課題は困難だが、完全に解決可能だ」と述べ、交渉妥結に向け努力を続ける考えを強調した。仲介役カタールやエジプトと集中的な協議を継続している。新たな停戦案を「極めて近いうちに双方へ提示する」と表明した。シンワル氏は「何を考え、何が利益なのかは分からない」「停戦を目指すわれわれの決意は固い」と語った。ガラント国防相は10日、「重心は北部（レバノン）に移っている。南部での課題は終了しつつある」とガザ作戦が目標達成に近づいているとした。 世界保健機関（WHO）は10日、ガザの中部と南部で子供へのポリオ（小児まひ）の予防接種が終了し、同日に北部で始まり、職員が軍の兵士に銃を突き付けられたり、ブルドーザーで車両を破壊されたりした。11日、ガザ南部で軍のヘリコプターが自己で墜落し、兵士2人が死亡した。
◆9/12(木) 米・トルコ国籍女性の銃撃捜査 「意図的」とイスラエル批判 トルコ(時事通信)
トルコ検察当局は12日、ナブルス近郊で6日にトルコと米国の二重国籍の女性が軍の銃撃で死亡した事件の捜査に着手した。軍は10日、初期調査で「性を標的とせず、銃撃は意図的でない」とした。しかし、トルコ外務省は12日、「平和的デモのさなかに軍に故意に狙われた」と女性が頭部を撃たれた際の映像を証拠として、国際刑事警察機構（ICPO）に容疑者の国際手配を要請するとした。バイデン米大統領も11日、「受け入れられない」とイスラエル側に責任の追及と再発防止を強く求めた。女性の遺体は13日にトルコ西部で埋葬される予定。
◆9/12(木) ハマス「窮状」の内部文書公表 戦闘員半数死傷、武器損失 イスラエル(時事通信)
ガラント国防相は11日、7月に空爆で殺害したハンユニスのハマスの部隊司令官が、シンワル氏宛ての内部文書に、半数の戦闘員を失い、残る半数も25％が精神的・身体的にガメージを受け、武器もロケット弾90〜95％、対戦車ミサイル65〜70％を損失したと記載と公表した。
◆ひかるの呟き◆
ハマスは停戦交渉団をカタールに派遣していた。米提案をベースに新たな要求を加えなければ停戦を受け入れると言っている。新たな要求がなければ、が鍵だ。ここが停戦合意の落としどころだろう。誰もが停戦を望んでいる。声を上げよう、一刻も早く停戦を！
