ガザ・パレスチナと共に生きる 白杖記

人道地区へのミサイル攻撃続く」

◆◆9/10記事◆◆

 

◆9/10(火) イスラエル軍、ガザ人道地区空爆 40人超死亡か、「司令部攻撃」と正当化(時事通信) 
 軍は10日早朝、ハンユニス近郊の、軍が「人道地区」に指定し、避難民が集まっているマワシ地区を、ハマス司令部だと空爆し、ミサイル4発を撃ち込み、地面には深さ9メートルの穴ができ、避難テント20張以上が炎上、40人が死亡、60人が負傷した。10歳未満の子供へのポリオ(小児まひ)の予防接種は対象者約64万人のうち接種率は7割の約45万人に接種した。感染拡大防止には接種率9割以上が必要とされる。地域・時間を限定し戦闘を休止しているが、10日には最も困難な地域の北部で接種が始まる。接種は4週間の間隔を空けて2回必要で、次回は月末からになる見込み。 

◆9/10(火) 60万人以上が学校通えず ガザ小中学校で新年度 国連(時事通信)
 国連は9日、ガザで9割の学校が破壊され、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の学校約200カ所も避難所に利用され、授業が実施できず、避難を繰り返す生活の中で小中学校の新年度が始まり、入学予定の4万5000人の小学1年生をはじめ、学齢期の子供約62万5000人が学校に通えない状況が続いているとした。

◆9/10(火) 国連、イスラエルにパレスチナ占領終わらせる決議案を来週採決へ(ロイター) 
 国連総会は来週、イスラエルに対し「パレスチナ占領地における不法なプレゼン」を6カ月以内に終了するよう求める決議案を採決する見通しだ。パレスチナ自治政府が作成した決議案は、イスラエルによるパレスチナ自治区の占領と入植活動は違法で、撤退すべきだとする7月の国際司法裁判所の勧告的意見を受け入れることが目的。国際司法裁判所は「可能な限り速やかに」撤退すべきとしたが、国連総会の決議案は6カ月以内の期限を設けた。アラブ・グループ、イスラム協力機構、非同盟運動が9日、193カ国が加盟する国連総会で9月18日の採決を求めた。決議案の文言は採決前に修正される可能性がある。採決は世界の指導者が国連の年次会議で到着する数日前となる。イスラエルのダノン国連大使は「この不名誉な決議案を全面的に拒否し、代わりにハマスを非難し人質全員の即時解放を求める決議案の採択を国連総会に求めた。

◆9/10(火) トルコ大統領、イスラム首脳会議の招集要請 ガザ戦争巡り (ロイター)
 トルコのエルドアン大統領はエルサレム問題に対処任務を負うイスラム協力機構(OIC,イスラム世界を代表する団体、57カ国が加盟)がイスラエルによるガザとエルサレムへの攻撃に無関心な姿勢は考えられない、と緊急首脳会合開催を要請した。さらに、ヨルダン川西岸ナブルス近郊で6日、軍がユダヤ人入植地拡大に反対するデモに参加していた米国籍の女性を殺害した事件を、国際司法裁判所(ICJ)に提訴する意向だとした。


◆ひかるの呟き◆
連日の空爆だ。人道避難指定地区テントがまた空爆を受けた。バイデンの停戦仲介放棄はイスラエルのパレスチナ人皆殺しの容認であるかのようだ。ハマスがと言えば国際社会は沈黙する。殺されている人々の大半は避難者だ。国連総会でイスラエルのパレスチナ不法占領終了を求める決議案の採決を無駄だとは言わない。だが何の拘束力もない決議案よりも、193の国連加盟国の代表が「人間の盾」としてガザに行くことのほうが有効だと考えるのは私だけだろうか。

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