ガザ・パレスチナと共に生きる 白杖記

カタールが停戦交渉から撤退

◆◆11/9記事◆◆

 

◆11/9(土)  米国、カタールにハマス追放を要求 米メディア報道 停戦向け圧力か(朝日新聞デジタル) 
 8日、米国はカタールに、提示された停戦案を拒否したハマスの受け入れを止めるよう求めた。9日、カタールがハマスの追放に同意し、ハマスに通告したというが、ハマス幹部は報道を否定。
ハマスは2012年、シリアを出て、カタールに事務所を開設。カタールは親米国ながら、タリバンも対外的な窓口を置いており、欧米とのパイプ役として「仲介外交」を展開してきた。

◆11/9(土) カタールがハマス追放に同意か ガザ停戦仲介から撤退(時事通信) 
 ハマスに対し圧力を強める狙いだが、反米国に拠点を移せば西側諸国の関与は困難になり、交渉の停滞を招く。カタールはまた、停戦交渉の度重なる停滞を受けて、交渉仲介から撤退することをイスラエルとハマス双方に通告した。

◆11/9(土) イスラエル首相、強硬方針維持へ トランプ氏勝利「最良シナリオ」 ガザで軍事作戦継続(時事通信) 
 トランプ氏は6日の勝利宣言で、「私は戦争を止める」が、ネタニヤフ氏の後ろ盾となり、軍事作戦の継続を容認するという見方も出ている。極右2党の支持を失えば退陣に追い込まれるネタニヤフ氏にとって、戦闘を継続する以外の選択肢はない。
ネタニヤフ氏は5日、「戦時体制」を維持する人事を発表し、ガラント前国防相を解任し、後任に腹心のカッツ前外相を起用、新外相に右派政党「新たな希望」のサール党首を充てた。トランプ当選とガラント氏の解任によって「ネタニヤフ氏が思い通りに動ける範囲が拡大した。 
◆11/9(土) ガザ支援拡充で検問所開放へ イスラエル、米の要請考慮か(時事通信)
 ブリンケン米国務長官とオースティン米国防長官は10月中旬、イスラエルに30日以内の人道状況改善を要請。応じなければ武器供与の停止を示唆したとされ、開放の動きは米国の意向を考慮した。イスラエルとガザ中部を結ぶキスフィム検問所を開き、ガザ南部向けの支援物資を搬入する。検査施設の設置や道路舗装などは既に行われたが、開放の時期は明らかにしていない。 

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