「これだからやせないんだよね」と言いながらハンバーガーを食べるあずはカワイイ。それに僕的にはちっとも太ってないと思う。
「イヤラシイとか思われそうで言えなかったけど、僕は手とかだけじゃなくて、あずにふれてみたかったんだ」。頬のあたりが熱くなって、アイスコーヒーにすればよかったと僕は思った。
「それって、あのくらいの年にはみんな経験するらしいって習った。そう言われるとフツーだったのに、自分だけ?って思ってたでしょ」あずがハンバーガーの紙をグシャッと丸めた。「ハンバーガー久しぶり。おいしかった」
腹減ったと言ったのは場所を変える口実だったけど、僕もおいしいと思った。モスだからなのかあずと分けたからなのか、わからない。どうしようもなく僕も男だって、カミングアウトできたからかもしれない。
「イヤラシイとか思われそうで言えなかったけど、僕は手とかだけじゃなくて、あずにふれてみたかったんだ」。頬のあたりが熱くなって、アイスコーヒーにすればよかったと僕は思った。
「それって、あのくらいの年にはみんな経験するらしいって習った。そう言われるとフツーだったのに、自分だけ?って思ってたでしょ」あずがハンバーガーの紙をグシャッと丸めた。「ハンバーガー久しぶり。おいしかった」
腹減ったと言ったのは場所を変える口実だったけど、僕もおいしいと思った。モスだからなのかあずと分けたからなのか、わからない。どうしようもなく僕も男だって、カミングアウトできたからかもしれない。