大沢窯日誌補足

大沢窯日誌補足

Resurrection of Old M/B ①

2020年02月15日 21時30分54秒 | PC
PCが常に傍らに有り、遊んだり仕事をしたりと戦友とも言える存在ですが、PCやOSの進歩と共に使うマシンは変わって来ました。近年は7、8年前のPCでも最新ゲーム等をしない限りそれなりに仕事には差し支えなく使える性能です。
PCは8bit時代から使っているのですが、8bitや16bit時代は別に、最も長く使ったシステムがAMDのAthlonでした。無論Athlonと一口に言っても日進月歩のCPUにと共にMotherboardは何枚も替えてきました。この中でも64bitCPUとしてAthlon64がデビューした時に飛びついたM/B、ASUStek社のA8N-SLI-Premiumでした。後にDualコアのAthlon x2を載せて長く使う事になろうとは、思ってもいませんでした。



このM/Bは2005年デビューなので、今から15年も前になります。socket939と言う過渡期の規格。
デンジャラスなRAID 0にインストールしたWindows XP 64bit editionと言うレアなOSで2019年夏頃まで稼働していたマシン。他のPCも有るので、このPCはレガシーデバイスhubとして独自性を持って存在感を持っていました。
内臓していたドライブは
・カートリッジDVD-RAMドライブ
・3.5インチ FDD
・5.25 インチ FDD 3mode
・3.5インチ 640MO ATAPI
・zipドライブ 100MB ATAPI
・CF等のメモリーカードドライブ
と言った感じになります。これにメインHDDが3台載っていたので鈍足な重戦闘機的なPCでした。
特に5.25インチドライブが使えていた所はお気に入りでした。
いつか復活させようかとジャンクboxに入れていたのですが、改めて基盤をチェックすると、VRM付近のコンデンサーが幾つか膨らんでる…1500uf 6.3v (やはりルビコンか…)
間違いなく交換が必要です。
さて交換してまでこのオールドパーツを復活させるのか?
続く。




灰釉調合作業 4

2020年02月12日 16時19分02秒 | 大沢窯


ようやく乾燥しました。
水で成分調整した原料の灰を乾燥させている期間の天気が悪くて、やっと固形化しました。


この灰を材料に、大沢窯の灰釉薬二種類を調合致します。


ポットミルの中に調合材料と水、セラミックボールを入れて回転が加わると中で摺らます。
最後にふるいにかけて、沈澱させて上水を減らして適切な釉薬濃度にして完成をみます。
無論、実践投入前に一度本焼でテストは必要です。
本職は、再現性が重要です。


灰釉調合前作業 3

2020年02月04日 13時15分55秒 | 大沢窯

素焼きの乾燥皿に灰を入れて乾かします。
灰の成分調整(使用目的で変わります)が程よくなりましたので、私の場合はここで一旦乾燥させ、《原料》として仕上げます。乾燥させるのは、私の釉薬調合が乾燥重量計算だからと言う理由。
灰は軽いのでこれから少しづつ原料生産しておかないとなりません😅


灰釉調合前作業 2

2020年02月03日 08時58分56秒 | 大沢窯


昨夜の作業合間をみて、沈澱したら上水を静かに流して水を加えて撹拌。暫くそのままにして…を繰り返して6回目。
まだまだ作業は続きます。

灰釉調合前作業

2020年02月02日 20時58分13秒 | 大沢窯

大沢窯には木灰を原料にした釉薬が現在は2種類有ります。その一つ《瑠璃色灰釉》は、原料の灰が必要不可欠な釉薬です。



使う灰は主に冬場に使う薪ストーブから出る物を使いますが、実際に調合するまでには材料の《灰》を下ごしらえしなくてはなりません。





ある程度細かい目のふるいで、炭化しただけの木炭や砂や小石等を取り除きます。
取り除いた灰が入っているバケツに水を一杯に入れ撹拌。こうすることで灰に含まれる溶媒成分を水に溶け出させます。撹拌したら灰が沈澱して水と分離するまで少し置きます。








分離したら水を流せる所まで流し、再び沢山水を入れ撹拌します。この作業を10回~15回繰り返す事で含まれる溶媒成分を減らす事が大事な行程となります。