tea bowl blues

益子の陶芸家、太田幸博
のやきものとbluesのある日

Toot Blues

2012-01-29 09:52:27 | Weblog
Toot Blues


最近のyoutubeは、動画の時間制限がなくなり
長編の映画も自由に観られる様になりました。

おかげで、子供の頃からずっと観たいと思っていたロボットのロビーが出てくる
「禁断の惑星」の続編的な The Invisible Boy (1958) も
最近とうとう観てしまいました。
内容はぜんぜん大した事はないんですが、ロビーが見られただけで満足です。

B級SF映画は、かなりupされていて夢のような充実ぶりですが、
bluesの映画も探したら、素晴らしいものがありました。

toot blues というドキュメンタリーで、
全然知らないブルースマンばかり
どんどん登場します。

しかもジョージグネさんの出身地のノースキャロライナが中心のようで、
ノースキャロライナのブルースマンなんて、ブラインドボーイフラーとか
ソニーテリー&ブラウニーマギー、ブラインドブレイクもそうかな?
あたりしか知らないのでビックリ。
しかもカントリーブルースマンがいっぱい。

変なモコモコ帽子のGuitar Gabriel、でっかい白蛇を巻いてる Willa Mae Buckner、
バリバリ、ギターを弾きまくるオバサン Beverly 'Guitar' Watkins
船長帽子の Captain Luke、王冠の帽子を被ったワンマンバンド、 Adolphus Bell
などなど、やたら個性的な人ばっかり。

こういう人たちは、とっくにいなくなったと思っていたら
この映画、2008年の作品でつい最近の作品です。
皆さんご高齢ですが、まだまだ元気にダウンホームブルースを聴かせてくれます。

Tim Duffyという人が、Music Maker Relief Foundationという
アメリカの音楽の伝統の保存の為の公共慈善団体を作っていて、
埋もれたブルースミュージシャンを支援しているという事で
この映画が制作されたようです。

TOOT BLUES

もう本物のブルースマンは、ニューオリンズとかロスとか以外
ほとんどいないと思っていたら、ノースキャロライナ周辺にこんなにたくさん。
という事は、アメリカ全土にはまだまだ未知のブルースマン&ウーマンが
大勢、存在しているという事で感動しました。

こんな素晴らしい作品を無料で観せてもらえるなんて、
こういう点ではありがたい時代になりました。



コメント (2)
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