ソニーアンプのセレクタースイッチのランプをLEDに交換した。
元は緑カバーのムギ球だった。4つのうちの中央2つが切れていて点灯しなかった。もしパワースイッチにランプがあれば放っておいたと思うが、パワースイッチにランプが無いのでこの4つのランプのどれかが点灯していないと電源ONなのかOFFなのかがわからないのだ。
当初、同じムギ球が簡単に買えるだろうと想像していたが甘かった。今はムギ球がほとんど売られておらずLEDばかり。たまにムギ球があってもけっこう高い。なので自動車の操作パネル用の同規格T4.2のLEDにした。(元は緑だったが青色のを買った)
ただアンプはテスターで確認したら10V、LEDは自動車のバッテリーと同じ12V用だった。そしてLEDユニットの中に電流制限抵抗が入っているのかどうかがどこを調べても出てこない。ただ同じ規格だから互換だろうと想像して買ってみたところ、大丈夫だった。
同じことをやる方のために書いたおく。
1)アンプは基板の穴に取り付けるようになっていたのでLEDの接点のワイヤーが凸になっていて装着困難だった。ワイヤーをラジペンで挟んで凹ませておくと良い。
2)電球と違ってLEDには極性があるが、何も表示が無いので取り付けてONにしてみないと正しい向きかどうかがわからない。
先日図書館で借りた霊長類を研究している学者の本を読み始めた。まだ最初の部分しか読んでいないが、早々に驚かされている。
というのは、・・・
我々人間は人間らしさというのを美化して考えている。またその逆ものは野獣のように表現している。つまり、悪いところだけ動物に押し付けている。
でも、実はどっちも動物、つまり祖先(猿)から受け継いでいる可能性が高いのだそうだ。チンパンジーは好戦的でボノボは平和を愛するらしい。どちらの猿も人間と共通の祖先を持ち、今でも99%遺伝的には人間と共通する生き物だ。
ということは他人を誹謗中傷したり批判して支配しようとしたり、実際に傷付けたり、悪くすれば戦争を仕掛けたりするのはその人間のマナーが悪いのではなくて、素の性質なのかもしれない。
他人との関係の中で居心地悪く感じるような行動をとってしまうのは、いくら本人が悩んだり困ったと言っていても、実はその不安定な状況が「好き」なのかもしれない。
となると、世の中は何をどうしても永久に平和な状態になることはないのではないだろうか?人間にはチンパンジー的な性質とボノボ的な性質の両方が刻み込まれているのであれば。