こんなような本が幾つか出ている。
↓(メルカリ安いけれど、今ここで特に勧めているわけじゃない)
たぶん、自分と同じような疑問を持っている人がいるのじゃないだろうか?
「なぜ大学で自己啓発的な講義があるのだろう?」
しかし、最近ちょっとわかる気がしてきた。というのは、結局のところビジネスで成果をあげるのも人生を快適に過ごすのも対人関係を良く保つのも幸せを感じて生きるのも全ては自分を適切にコントロールできるかというたった1点にかかっているからだ。
プロのスポーツ選手が言っていたが、雨の日でもトレーニング用の器具やグラウンドが使えなくても家で手足を自分の想像通りの動きに調整できるようにと練習しているそうだ。目を閉じて左右の腕を同じ高さまで上げてみて目視確認すると少しズレているので何度もやってズレがでないように練習を重ねる。それと似たことかもしれない。
人間は自分自身をちゃんとコントロールしていると考えているが、そんなことは全くないと言えるだろう。アメリカでも一流の大学の講義でこんなことをわざわざやるのだから。ただ普通に生きていたら、残念だけれど我々は心のコントロールなど無縁というしかない。
その我々が誰かというのももう一つ問題だけれど、それはいつも書いているのでここでは止めておこう。
少なくとも「正しい」を「間違い」と同義語だと思えないようなら自分にコントロールが無いと思うべきじゃないだろうか?