またパソコンの引っ越し

昨日、あるスポーツ競技で東京記録を更新し続けている人からパソコンをいただいた。

この間から使っていたチビパソコンが電源ユニットあたりで接触不良を起こしていて、電線を動かすだけで落ちるようになっていた。それでもどうにか使うことができたのだけれど、面倒臭いから捨てることにして、代わりにこれをいただくことになった。よく見たら、大切に使われていたらしく、塗装のハゲ無し、キーボードのテカリも最小限と言う状態の良さ。

機種は古いもので Thinkpad i 1200 (celeron500、Windows98SE時代のもの) なのだけれど、チビパソコン(Thinkpad s30 PenIII-600)からメモリ128MBとHDを引っ越してみたら、そのまま使えた。性能的には落ちるはずなのだけれど、こちらの方がグラフィック性能がちょっとだけ良いらしくて快適になった。表示もカクカクしたりしないし、快適さにびっくりした。画面も10インチから13インチに大きくなって見易い。

ハードディスクを移動したままこのPuppyを起動してみると、何故か何も設定せずにスキャナが使えるようになっていたし、前パソコンの状態そのままで起動できてこれもびっくり。Windowsだったら必ずインストールし直さないといけないし、その後セットアップして自分の環境を整えるのに時間がかなりかかるから、ずいぶんと違う。
Puppyはハードディスクごと全部パソコンを引っ越すのが得意なのだった。



このパソコンの元の所有者は、通信制大学に入ることを決めた時にかなり有用なアドバイスをくれたし、アラビア語も話すし、いろいろ積極的で面白い人生を送っている女性だ。2年前すごくデカかったと思ったら今はスリムで筋肉質で、何でも究めるまでやるようだから、きっとこれからも記録を更新し続けるのだろう。ありがとう。