もんく [とある南端港街の住人になった人]

就職活動にて、”アレ”の話

就職活動を略して就活なんて言うようになったのでは何でだろう?

大学をどうやら卒業したので仕事を探してみた。
卒業と言っても2つめの大学だし40代半ばなのだからいわゆる新卒採用に応募するわけじゃない。どっちかと言うと転職なわけだ。

まあ、この歳になるとね、お決まりの”アレ”を仕事斡旋会社の担当者から言われるわけで、言いたい気持ちもわかるんだけどね、こっちももう聞き飽きているからそろそろ別の言い方とか、考え方は無いの?って言いたくもなる。

”アレ”の中身。
「○○さんにお仕事をご紹介させていただく上で気になる点はご経歴です。これまでに転職も少なくございませんし、転職されるごとに業界が全く異なることです。30代前半位までの方でしたらば業界や職種におけるご経験を求められることは少ないのですが、○○さん程度のお歳の場合にはこれまでのご経験をフルに生かしてご活躍いただかなくてはなりません。」

つまり年功=スペシャリストのような前提で見てるわけで、確かにそう言うこともあるでしょう。それは否定できない。ただ、そう言う生き方を誰もがする”べき”と言うのもその前提に書き加えられてるのじゃないかと思う。

人の人生って方面から考えた場合、そんな方式で生きていくことが本当に自然なことなのかなあ?その方式に乗っかって生きていけば安全なのかと普通には思うけれど、自分の興味の範囲が広いとか、その枠が世間の捉え方と違っているだけでもそのやり方に当てはまらないことになる。

そんなわけで、”アレ”を毎回聞かされたからと言って自分が会社等の組織の”機能”のために丁度良い人間としていつでも用意して待ってるのはマッピラごめんなわけです。


”アレ”への回答例としてこんなのはいかがでしょうか。

「私のキャリアが一貫していない事については確かにその通りです。これは仕方がありません。自動車でを選ぶ場合でもカタログスペックを重視しますのでそれはよく分かります。ただ、予算の関係で仕方なく選んだ自動車であっても実際に手で触れてみると以外に良くて気に入ったりする場合もあるものです。

これまで私を選んでくれた方々や企業様、またそのお客さま方からは、概ね良い評価をいただいていると感じております。だからと言って私が高級車であるとは思われませんが、少なくともその価格以上の価値のある物であるようには心掛けております。」
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