何の事かと言うともしセキュリティホールが見つかってもマイクロソフトはもう古い製品だから知りませんと言うと言う意味。もう新しいの買ってくださいねと。仕方ないいね。あちらさんも商売なのでいつまでも古いのに関わっているわけにはいかない。でも、ソフトウェアの悪いところは一見まだ使えるように見えてしまうところ。機械製品のように壊れるって事がない。(いっその事壊れれるように設計してみたらどうなんだろう?と思うけれど...。個人的にはぜひやって欲しい。)
ニュースなんかで読むと日本でもこうしたサポート期限の切れた古いソフトウェアを使い続けてしまう事があるらしい。会社なんかだとすぐに切り替えができないのかもしれない。実はマレーシアって、と言うか、マレーシア人てこう言う事に割合無頓着なのかなと思っている。実は自分の職場のいくつかのパソコンも古いのを使っている。工場なんかでネットワークに繋がっていなくて毎日パカパカ動いているだけってのもあるけど、ちゃんと人が事務に使っているのでもそんなのがあったりして驚く。
時々買い替えとかしているのもあるのでそう言う事ってないのかと思いきや、ある。
管理してんだかしてないんだか?
で、ちょっと思うんだけど、途上国ではMS Officeみたいなのは高過ぎるのじゃないだろうか?

円に直してみると普通の値段に見えるけれど、RMで見るとえらく高いように思える。実為替換算じゃなくて感覚ではRM100が1万円。300リンギって書いてあると3万円に見えるし、500リンギが5万円、1300って言ったら13万円だ。
そんな値段でこんなソフト買う? うーん??
で、個人の人はどうするかと言うと、多分、街のコピーソフト屋か何かでそっちを買うかもしれない。そう言う感覚が染み付いてしまってるとすれば、そりゃサポート切れ位じゃ買換えなよなあ...と想像。
そんなわけでアップグレードに消極的になるんじゃないだろうか?
ま、それも想像だけで言っているし、本人達に聞いても感覚の話だから本音が聞けはしないだろう。でも、何か、壊れてから直すって車なんかもそうだけどそれに近いのかもしれない。それと、何かあってもどうせ会社のだしてのもあるかも。日本人が感じる責任意識と彼らのとは違うのだ。
そうして古いサポート切れを使い続けるならいっその事LibreOfficeのような無料で使えるのにしてしまえば、と思うが、それもままならない。これは日本でも同じ事かと思うけれど、一度慣れたソフトから別のってのは怖いのだ。マレーシア人は新しいのをとても怖がるってのもある。
日常、家で使っていないパソコン、会社でようやっと覚えてポチポチ打っているわけで、それだって複雑な機能は全然使ってない。キーボードで文字、数字を入力しているだけ。そりゃ他のに移るって聞いただけで怖いわな。やってみたら別になんて事無いはずだけど、だいたいマレーシア人の場合は触ろうともしないのが定番。
逆に何も知らないネパール人とかパキスタン人やバングラデシュ人の方が喜んでやって吸収が早かったりする。そんなものなのだ。
とりあえず、誰か感染して共倒れにならないようにどうにかしないとってのが今後の課題。