a.モデムのゼロインストール機能の停止。(これは1回だけやっておけばOK。)
ATE(Enter)
AT+ZCDRUN=8(Enter)
(WindowsのハイパーターミナルなどからこのATコマンドを打ち込む。)
b.usb-storage-ZTE-patch-k2.6.25.16.petをインストールします。
Extra drivers for Puppy 4.1 with 2.6.25.16 kernel
の中にある。
c.ドライバのロード。(デスクトップにあるターミナルから打ち込み。)
modprobe usbserial vendor=0x19d2 product=0x0031
d.モデムをUSBに挿し込む。
/dev/USB0~2ができる。(確認だけ。)
e./etc/wvdial.cnfの修正。
以下の行だけを修正。(PupdialはスキャンしてもttyUSB0~2などを自動検索しないらしいので。)
Modem = /dev/ttyUSB2
f.Pupdialを起動し、GUIで接続設定をする。(/etc/wvdial.cnfの中で書き換えても同じことができますがここではGUIでやることにします。)
(起動後、テストの下に"ttyUSB2"と書いてあることを確認。)
電話番号 *99#
ユーザ名 wcm(Willcomから指定されている。)
パスワード wcm(Willcomから指定されている。)
追加(091022)デフォルトではスピードが出ないので変更。
最高速度 460800 (”とみぞーノート”を参考にさせていただいた。)
これ以外はデフォルトのままにしました。
"インターネットに接続"ボタンを押すとモデムの青ランプが点滅し接続されます。
使ったシステムなどは下記。
Puppyのバージョン:4.20p1
カーネル:2.6.25.16
PC:Thinkpad i1200
Frugalインストール
Ubuntuでこのモデムを使って接続されている記事を読んだら、実際に必要なのはダイヤルアップのためのソフト(元々入っている)とその設定だけでした。それならPuppyにもあります。ですから他に必要なのはドライバだけだったのです。幸いにもモデムは他国で普通に売られているものなのでドライバもちゃんとありました。
Ubuntuの場合はもっと簡単で、USBに挿せばほとんど自動で接続までできます。Windowsよりずっと簡単な位で、とても洗練されている気がします。無料なのに!これは一度やってみると本当にびっくりします。しかもインストールしないで使えるのはPuppyといっしょ。でもPuppyと違うのはThinkpad i1200ほど古いPCだとちょっとキツいこと。
こうして文字で書くと複雑な操作をしているように見えるかも知れませんが、なんとかウィザードでよくわからないところへ連れて行かれるより設定ファイルを書き直す方が全体がわかって便利です。間違っても書き直せば良いだけだから。それに手書きでも何でも保存しておけば簡単に元に戻ります。ソフト自体が壊れてしまうことがないので怖い思いをしなくて済みます。これで新しくて性能の低いネットブックを買わなくて済みました。よかった。
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