もんく [とある南端港街の住人になった人]

映画「The Boat that Radio Rock」 -Rockな生き方

ネットで調べたら「The Boat That Rocked」と言う題名で出ているけれども、中華航空の中のオンデマンドでは「The Boat that Radio Rock」になっていた。公開する国によって題名が違うのかも知れない。日本で公開したのかは不明。

サブカルチャーはだんだん多くの人に認知されてくるとスピリットからスタイルに変化してしまいます。ロックと言うのも現在では音楽の1ジャンルとして認識されていますが60年代まではスピリットでした。そんな事をわざわざここで言わなくてもどこかに書かれているわけですが、それを知っていたとしても現実のものとして生きている人はいるでしょうか。

何かを一所懸命やっても、実際はそこに答えがあるとか終着点があるのがわかっている場合がほとんどではないかと思います。受験勉強には模範解答があり、会社員や社会人と言うような名前のついたものには理想像があり、だいたい目指すところがあるものです。世に言う「成功」だってそうでしょう。

港に着くことがスケジューリングされている船は自由なようでいて拘束されているのです。その航海はスタイルだからです。その昔、Rockが見せてくれたものはそうではありませんでした。その船には港が無かったのです。メジャーになるためのRock、売れるためのRockなんてRockじゃないのです。

でもRockは60年代で難破してしまいました。
それはそうとして、この映画は好きです。楽しめます。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画って !」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事