駅前のベスパ屋さんに言ったら
そこのおじさんが買ってくれる事になった。
が、仕事が忙しくて名義変更が遅れに遅れていた。
そこで、今日は忙しかった日の代休って事にして
名義変更に行ってきた。
以前なら名義変更なんてパスポートのコピーを用意して
バイク屋さんに任せておけばよかったのだけれど、
最近はちょっとシステムが変わって
JPJと言う役所に行かないと出来なくてなってしまった。
でも、そうしなければならなくなったのは
自分が外国人だからなのだって。
マレーシア人ならICチップ入りの身分証明カードがある。
だから大きなバイク屋さんに行けばネット上ですぐできる。
外国人にはそのカードが無いのだ。
朝9時、目印になる食堂で待ち合わせ。
おじさんはちょっと早めに来ていた。
10分前に着いたのにもういる。
そこから北に30km、街道をまっすぐ走った街に
JPJと言う役所があった。
KLやシャーアラム、そっちの大きなJPJに行っても良いけれど、
あえて近くて混雑しない小さなJPJを選ぶ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/47/e1d31e4b55b091cceee45e159930bb7c.jpg)
手続きは簡単だった。
1番の窓口でネームチェンジと言って紙を1枚もらう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/7d/5460d2836e82453f87c9b374faedea5c.jpg)
上の欄に自分のパスポート番号、住所、そしてサインと日付を書く。
下は譲られるおじさんが同じ事を書く。
番号札をもらって待つ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/e7/f0f426c4e0e802432b58a07a7dcbb4d6.jpg)
呼ばれたらさっきの紙、パスポート、マレーシアの免許とそのコピー、
それに登録証を提出。
係官がコンピュータでいろいろ打ち込んだ後、
おじさんの指紋をスキャン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/94/f67b30eeba425413282a120909207445.jpg)
そしたら新しいフォーマットの登録証が出て来てそれで終了。
簡単、簡単、1時間かからず。
さて、車に戻っておじさんからはお金をいただく。
RM4500(11.5万円ほど)。
この金額、確か3年前にPJ ONEと言うベスパ専門店で
今売るとしたら?、と聞いて出て来た値段と同額。
まあまあ、って事だと思う。
それに全額現金だし。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/91/b05f373f6225b94b333f9016eebc035d.jpg)
LMLのサンバル君、最近は乗ってなかったけれど、
けっこう走ってくれた。
ポートディクソンやクラン港にも行ったし、
KLCCにも。
しかも常に二人乗りで80km/h高速走行。
(排ガス規制のためにこれが限界)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/62/87d7d4c9eb5ebeafa3c7bed8afa0dee2.jpg)
毎日30kmの高速道路通勤するようになってからは
パンクやオイルポンプ、そして点火コイルのトラブルがけっこうあった。
それでホイールをベトナム製スチール・チューブレスに交換。
コイルはヤマハ純正(CDI用)に交換。
オイルポンプは諦めて混合仕様で使う事に。
それ以降はほぼトラブルフリーになった。
クラッチワイヤー切れでの交換は2回か3回で済んだし、
小さなトラブルとしては燃料計が動かなくなった事、
ヘッドランプが時々切れた事位。
逆に良かったのは意外にサビが出てこない事。
インドのLMLの工場でサビ対策だけは自慢されたっけ...
塗装はキレイとは言えないけれどサビが出ないのは助かった。
燃費はだいたい26km/Lほど。
マレーシアではどうしても高速走行になるのと
急加速も多いので悪くなる。
2サイクルオイルはあまり見かけないブランドだけれど
スーパーで買った煙のほとんど出ないのが安く買えていた。
これがペトロナスやシェルのよりなぜか調子が良かった。
(最初は恐る恐る使ってみたにしても)
タイヤだけれど、これはマレーシアの場合、
合うサイズからいくらでも選べると言うわけにはいかない。
同じサイズのスクーターがあまり無いからで、
ベスパショップだとどうしてもピレリとか高くて高性能なのになり、
普通のショップだとタイ製などになってしまう。
いろいろ使ってみた印象は純正インドタイヤに近い
昔のTT100みたいな普通のパターンのタイヤが一番合っていそうだった。
扁平なタイヤ、太いタイヤは曲がる時に軽さが無くなる。
細かいサイピングの無いスポーティなタイヤは何のメリットも無い。
安くて細くて軽くて雨でも二人乗りでも印象が変わらない
そんなタイヤがパワーがかぎられている後輪荷重の
LMLには一番合っているらしい。
そう言うわけで、LMLのサンバル君、
ここで一旦さようなら。
また会う日まで。
インドに連れて行ってくれてありがとう。