2か月前の10月10日、この家を買う為に見にきた。家の金額と諸経費とランニングコストの概要をラフに集計して今の年齢で賃貸にするのと比較して同程度だと確認し、そしてダメでも売れる物件でよほどの欠陥な無ければ買おうと決めた。当日、ざっと家全体を見て生活できると判断し、その場で「買う」と決めた。そして不動産屋にもそう宣言した。
2か月後の今のところ、それで良かったと感じている。知らない土地、知らない人、知らない風習や知らないルール。
実際のところ、自分は新しいところに踏み込むのは得意ではない。そんな場合、高校生位まではよく下痢をしていた。今でもその傾向は残っていて変わるという事に心理的な抵抗が強い。
でも、どうしても変わらなければならない、変わり続けなければならないとは感じている。この家とこの土地についても人生のある段階の1つのステップに過ぎないと考えていて、この状態を徐々に許容しつつさらに何か先がある事も期待している。その時にもまだこうした思いがあり、そして身体が動けばという事になるかもしれないが。