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もんく [とある南端港街の住人になった人]

解雇規制緩和後の社会では市町村の生涯学習はお稽古事を超えるべき

活断層ハウスのある町が生涯学習センターのあり方についてのアンケートを募っている。アンケートの存在は知っていたが、書き込むつもりはなかった。けれど、小中学校時代からの友人が議員をやっている関係で(全員に送ったと思うが)アンケートの紹介をしてきた。見れば域外の者が回答しても構わないらしいので書いてみることにした。↓


生涯学習と銘打った講座はどの市町村でも行なっていて、そのほとんどがある意味趣味レベルのものだと思われる。しかし、終身雇用制度が崩れてきていたり近い将来には解雇規制が緩和されると予想される中では趣味の域を超えてその上のレベルの学習が求められている。従来に比して高速に変遷する社会、経済を考えれば一生のうちの二度三度高度再高度教育を受けたりアップデートされた知識を得るのは必須と考える。

現時点でこれに対応できるものの中で現実的な選択肢は多くの大学が用意している通信講座である。しかも通学制より格安な学費となっている。ただ、社会人が通信制を利用する上での障害は、家が学習に対応した環境でないことやたまにあるスクーリングが遠方であること、さらには学習に使用する図書資料を収集するのが困難なことと同じコースを学習する仲間との議論が各自バラバラな地域に居住する故にできないことだ。

もし可能であれば生涯学習センターを学位を取得するレベルの学習サポートセンターとして利用できないかと考える。全てのコースは無理でも需要の多いコース、学位に絞って提供する大学と連携し、またコースのアドバイスに従って必要な図書を揃えておくことができたらありがたい。

通常地方都市や市町村は子供を育てるが大人になると仕事に便利な場所に出てしまって「元がとれない」ことになっているが、生涯学習によって大人になっても町にいる理由ができる可能性も高くなるのではないかと考える。
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