旅に出ます。
KXRの皆様、今まで大変お世話になりました。
ありがとうございました。
旅人になること、実は一番最初のギルドを抜けた時からやりたかったこと。
と、いえど当分は薄ーくやるかと思います。
休憩!
何故今のタイミングなのか。
きっかけは聖騎士移民。
聖騎士移民については賛否両論ありましたが、それについて今更どうのこうの言うつもりはありません。けれどあのイベントによって自分自身のプレイングについて考える機会になりました。
以前からゲームの傾向として気になっていた部分を実感することに。
だからここ最近はずっとモヤモヤしていました。
①半開放3~5の追加による弊害
→開放国の人口減少とハイパワー化
②アーティファクトや君主装備ばら撒きによる弊害
→時間経過で広がるブースト格差
今まで相手を選んで遊んでいたワンダー戦。聖騎士移民の際は敵対する砲台のレベルが上がりすぎてしまい、私の火力で出来ることと言えば時間稼ぎだけ。
でもこれは、聖騎士移民に限らずゲームの傾向を見ていくと仕方ないのかなと思いました。今の解放国は全く関わったことの無い砲台が簡単に飛んで来れてしまう程パワーが上がっています。
そしてパワーが低いけれど完成されている砲台アカウントも増えてきました。
ついていこうと思ったら課金のペースを上げなければなりません。
そして上げたところで遊び方がぐんと広がるかと言われたらそうは思えません。私以上に課金するひとは沢山いるからです。
上を見たらキリがない世界で、上と対峙しない遊び方が難しくなってきているのです。
今後のことを考えるとゲームそのものに対してネガティブになっていく自分が居ました。別にね、今も普通に遊ぼうと思えば遊べるんです。砲台するだけが全てではないですし、砲台出来なくてもやれることってありますから。
だけど何となく先の細くなる道を見てしまって。
気にしすぎ、とか考えすぎ、とかいう人も居るかもしれません。でも自分が感じた違和感って簡単には拭えません。
ただ、うだうだしてるの嫌いなんです。
ネガティブを振りまくのはもっと嫌なんです。
でも何かを変えなければ状況も変わらない。
だから旅に出て色々な人と交流してみようと思いました。
当分フラフラする予定ですので見かけた際はお声がけくださいね。
ブログ記事もちょこちょこ修正していこうかな。
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さて、今年の春先に作ったアカウントとそのギルドの話をします。
私は定期的に新鯖の状況を見たくてアカウントを作ります。連携しない場合が殆どなので大体は消えています。
今年の3月にもアカウントを作りました。
いつも同鯖にある日本語ギルドに一定期間だけ加入するのですが、その時同鯖にあった日本語ギルドは他鯖への勧誘ギルドのみ。
なんの知識も無い初心者をレベルが違うステージへ強制移動させるというのはあまり好きでなく、移民するにしても知識をつけて貰って自分で判断した上で移民してもらいたいってのが私のスタンスです。(あまり初期に移民するとアテナのエースイベント等初期イベントの参加資格も失う)
そのためチュートリアル用ギルドと銘打ってギルドを作りました。私がやったのは箱を作ることだけですけれど。
戦闘も不参加だし、巣窟指揮官も他の経験者さんが積極的にやってくれたし、たまにINしてアドバイスする程度。
そのギルドで初心者のBさんと出会いました。彼は今もそのギルドを引き継いで運営してくれています。
彼のプレイングははっきり言って効率的とは言えません。ギルチャでよく資源がない、ジェムがない、と騒いでいました。それもそのはず、攻められたらどんな相手だろうがやり返していたからです。そのためよく燃やされていたし、ロードも取られていました。
経験者&効率を求める私からすると、なんて酷いプレイングなんだろうと思いました。どうしてちゃんとロードや兵士をシェルター管理しないのか、勝ち目の無い相手に闇雲に突っ込んだりするのかと。
当時私のサブアカウントはずっと7dayバリアを貼って、黙々と育成に励んでいました。
彼のアカウントはバリアを貼るジェムもなく、資源もなく、育成はなかなか進みませんでした。燃やしてる側の視点だったら、美味しい城って認識だと思います。
でもね、ふと思ったんです。
彼はこのゲームを楽しんでいるんだと。
お金をかけなくても、燃やされていても、
彼は純粋に楽しんでいるんだと。
そう気づいた瞬間、私はドキッとしました。
お金をかけて、効率を求めて…
もちろん悪いことではありません。
ロードモバイルにおいて課金も効率も大事な要素だと思います。
でもね、どこまでいってもこれはゲームで、
最終的には自分が楽しめるかどうかが本質的な問題なんですよね。
私は彼の姿を見て初期の自分を思い出しました。
最初って何を質問したらいいのかすら分からなかったな、とか。
挑戦するマターの色が変わる度に凄い喜んでたな、とか。
t4までの道のりが長くて絶望したな、とか。
訳も分からないけれど、それすらも楽しくて。
燃やされて、ムカついて、やり返すために色々調べて。
純粋にゲームを楽しむ気持ち、それはおそらく今の私に欠けているもの。
試行錯誤しながらも駆け抜けることが出来たエネルギー。
たまに今でもそのギルドの方からメールを頂きます。t4解放したよ、とか育成頑張ってるよ、とか。召喚獣のことで迷ってる、とか。
ギルド抜けたら名前変えるって言ってたのに、メール来るから変えられないじゃないか。笑
ローモバにおける人との繋がり、億劫に感じる時もあれば温かさを感じる時もあってほんと不思議なものですね。
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私がギルド運営に脱退を伝えたほんの数日後。
GVGが終わる今日。
今まで一緒に活動していた多くのメンバーも時を同じくしてギルドを去りました。今のゲーム環境に対して違和感を持っていたのは私だけでなかったのでしょう。だけど私は何も知らなくて、ほんとうに突然のことで、びっくりしました。去っていった彼らは新しい場所で活躍し続けることでしょう。
心残りなのは一番大変な時に今のR5に寄り添えなかったこと。重いバトンを渡してしまったこと。
でも私には口出しする権利はもうありません。皆のこれからを、離れていても応援しています。
だけど悲観してません。
変化することは必ずしも悪いことではないからです。これからまた新しいギルドとして、素敵な場所を作っていくでしょう。KXRの本質は、去った人でなく残った人に引き継がれているからです。私は今のR5にバトンを託して良かったと、そう思っています。