【羽倉崎】
「どうも! 退院してから空気の汚れを気にするようになった羽倉崎健です」
【アシスタント】
「どうも! 生まれて一度も入院したことがない、アシスタントです」
【羽倉崎】
「いやぁ~、終わったな~。羽倉崎の挑戦1回目」
【アシスタント】
「ああ、あの車の免許を取るってヤツですね」
【羽倉崎】
「そうそう! だから、次の挑戦を考えてみた」
【アシスタント】
「いったい何に挑戦するんですか」
【羽倉崎】
「次の挑戦はな……
『羽倉崎健オリジナルマスコットキャラクターを作ろう!!』
や!」
【アシスタント】
「マスコットキャラクターですか!?」
【羽倉崎】
「うん、そうやで」
【アシスタント】
「マスコットキャラクターっていうと、ホークスのハリーくんとか、宮ケ瀬ダムのミーヤくん・あいちゃんみたいなヤツのことですか!?」
【羽倉崎】
「う~ん、後半の方のキャラクターはよくわからんが、そういうことや」
【アシスタント】
「なんでまたそんなことを……」
【羽倉崎】
「アクセス数を増やすために、ここらでちょっとゆるキャラでも投入したろかなって思ってな」
【アシスタント】
「ああ、そういえば前から『ゆるキャラのデザインには自信がある』って言ってましたからね」
【羽倉崎】
「そういうこと! で、設定はとりあえずこんな感じかな」
モチーフは虎
名前は『わかトラくん』
永遠の24歳
お酒はけっこうイケる口
【アシスタント】
「なんで虎がモチーフなんですか?」
【羽倉崎】
「自分が寅年生まれやから」
【アシスタント】
「ああ、なるほど」
【羽倉崎】
「いまのところ、こんな感じで描いてみた」
【アシスタント】
「これ、虎っていうよりどっちかっていうと猫ですね」
【羽倉崎】
「猫をモチーフに描いたからな。これを虎っぽくしていこうってわけや」
【アシスタント】
「なるほど。では、これからがんばりましょう!」
【羽倉崎】
「おう!」
【アシスタント】
「途中で投げ出したりしちゃ、ダメですよ」
【羽倉崎】
「お、おう……!」