【羽倉崎】
「個人的な今年一年を表す漢字は『病』です」
【アシスタント】
「『病』って、恋の病ですか?」
【羽倉崎】
「う~ん、そんな病、患ってみたいね~、はい」
【羽倉崎】
「ちゃうがな、ちゃうがな! 今年、人生初の入院を経験したやろ。あれが今年一番の大イベントやったかなって思て」
【アシスタント】
「ああ、なるほど」
【羽倉崎】
「そういうおまえの病は、中二病か? ダークフレイムマスター」
【アシスタント】
「誰がダークフレイムマスターですか。違います」
【羽倉崎】
「じゃあ、邪王し……」
【アシスタント】
「違います! なんのアニメの観すぎですか!」
【羽倉崎】
「まあ、そんなことはさておき、2013年もよろしくお願いします」
【アシスタント】
「よろしくお願いいたします」
【羽倉崎】
「というわけで、昨日発表した通り、わかトラくん2号の公開です!」
【アシスタント】
「写真は……、あ、あった! コチラです!」
【羽倉崎】
「なんやろ? この、海外アニメに出てきそうな感じ……」
【アシスタント】
「虎って言われればそう見えないこともないですけど……」
【羽倉崎】
「やっぱり、図鑑で本物の虎の写真を見るか、動物園で生の虎を見るかせなあかんな」
【アシスタント】
「知ったかぶりはダメですね」
【羽倉崎】
「というわけで、羽倉崎は年明け、図書館に行ってきます!」
【羽倉崎】
「ども! 羽倉崎健です」
【アシスタント】
「アシスタントです」
【羽倉崎】
「いや~、今年もやってきましたね~」
【アシスタント】
「来ましたね~。……なにがですか?」
【羽倉崎】
「羽倉崎健アニメ大賞に決まってるやんか」
【アシスタント】
「ああ、今年も来ましたか。先生がその年放映されたアニメの中で一番おもしろかったと思う作品に勝手に賞をあげるアレですね」
【羽倉崎】
「そうそう! 毎年最終土曜日に発表してるんやけど、今年もその日がやってきたねん!」
【アシスタント】
「『今年も』って言ってますけど、このブログに発表するのは初めてですね」
【羽倉崎】
「せやねん。だから、ここで今までに受賞した作品を書いとこかな」
<第1回・平成14(2002)14年>
アベノ橋魔法☆商店街
<第2回・平成15(2003)年>
カレイドスター
<第3回・平成16(2004)年>
鉄人28号
<第4回・平成17(2005)年>
極上生徒会
<第5回・平成18(2006)年>
涼宮ハルヒの憂鬱
<第6回・平成19(2007)年>
魔法少女リリカルなのはStrikers
<第7回・平成20(2008)年>
秘密結社鷹の爪 THE MOVIE Ⅱ ~私を愛した黒烏龍茶~
<第8回・平成21(2009)年>
戦場のヴァルキュリア
<第9回・平成22(2010)年>
探偵オペラミルキィホームズ
<第10回・平成23(2011)年>
日常
【アシスタント】
「2002年から続いてるってことは、今年でちょうど10周年ってことですか」
【羽倉崎】
「そうそう! 去年の第10回に続いて、今年も節目の年なんやでぇ~!」
【アシスタント】
「では先生、そろそろ発表してください」
【羽倉崎】
「おお、そやそや! では、発表します! 今年、2012年、第11回羽倉崎アニメ大賞受賞作品は……」
【羽倉崎】
「『戦姫絶唱シンフォギア』に決定しました!」
【アシスタント】
「いえ~い!!」
【羽倉崎】
「そ~れシンフォギア~!!」
【アシスタント】
「おめでとうございます!」
【羽倉崎】
「おめでとうございます! ま、受賞したところでなんもでえへんけどな!」
【アシスタント】
「受賞ポイントはどこですか?」
【羽倉崎】
「そやな。どっちかというと重い内容の話なんやけど、ただ重い話ばっかりやなくて軽めの話もあったのがよかったかな」
【アシスタント】
「なるほど」
【羽倉崎】
「あと、キャラソンもええ感じやな。CD全部買うたで」
【アシスタント】
「よくiPodで聴いてますね」
【羽倉崎】
「ただ、ようわからんかったのは1話の一番最初かな。なんか、最終回でだまされた感があるって言うか……」
【アシスタント】
「詳しくは言わないのは、ネタバレ防止のためですか」
【羽倉崎】
「うん。気になる人は、DVDとかBDとかで観てください!」
【アシスタント】
「先生から観て、今年のアニメはどんな感じでしたか?」
【羽倉崎】
「今年はなんか、夏舞台のアニメが多かったな」
【アシスタント】
「たしかに、多かったですね」
『あの夏で待ってる』
『夏色キセキ』
『DOG DAYS´』
『TARI TARI』
【羽倉崎】
「『あの夏』もよかったんやけどな~。迷ったあげく『シンフォギア』にした」
【アシスタント】
「『シンフォギア』にするか『あの夏』にするか、迷ってたんですよね」
【羽倉崎】
「ま、来年のカレンダーは『あの夏』にしたけどな」
【アシスタント】
「来年はどんなアニメに出会うんでしょうね」
【羽倉崎】
「『シンフォギア』の2期もやるし、楽しみやな」
【アシスタント】
「ところで先生『わかトラくん』のデザインの方はどうなったんですか?」
【羽倉崎】
「ああ、アレな。アレは明日公開しよかな思てな」
【アシスタント】
「一応、描いてはいるんですね」
【羽倉崎】
「うん。というわけで、明日の更新をお楽しみに~☆」
【羽倉崎】
「はぁ……」
【アシスタント】
「やってしまいましたね……」
【羽倉崎】
「電柱にやられてしまったな」
【アシスタント】
「ちょっと、対向車との幅に気を取られすぎてしまいましたかね。電柱にぶつけてしまった左のサイドミラーがエライことになってますよ」
【羽倉崎】
「これから年末、いろいろと車が入用なのに、こんなんなってしもたら乗られへんで」
【アシスタント】
「まあ、誰もが1度は通る道ですよ、おそらく。これを次に生かしましょう」
【羽倉崎】
「……そうやな」
【アシスタント】
「ところで、今日のマスコット作りは……」
【羽倉崎】
「こんな精神状態でできるわけないやろ」
【アシスタント】
「それもそうですね」
【羽倉崎】
「どうも! 退院してから空気の汚れを気にするようになった羽倉崎健です」
【アシスタント】
「どうも! 生まれて一度も入院したことがない、アシスタントです」
【羽倉崎】
「いやぁ~、終わったな~。羽倉崎の挑戦1回目」
【アシスタント】
「ああ、あの車の免許を取るってヤツですね」
【羽倉崎】
「そうそう! だから、次の挑戦を考えてみた」
【アシスタント】
「いったい何に挑戦するんですか」
【羽倉崎】
「次の挑戦はな……
『羽倉崎健オリジナルマスコットキャラクターを作ろう!!』
や!」
【アシスタント】
「マスコットキャラクターですか!?」
【羽倉崎】
「うん、そうやで」
【アシスタント】
「マスコットキャラクターっていうと、ホークスのハリーくんとか、宮ケ瀬ダムのミーヤくん・あいちゃんみたいなヤツのことですか!?」
【羽倉崎】
「う~ん、後半の方のキャラクターはよくわからんが、そういうことや」
【アシスタント】
「なんでまたそんなことを……」
【羽倉崎】
「アクセス数を増やすために、ここらでちょっとゆるキャラでも投入したろかなって思ってな」
【アシスタント】
「ああ、そういえば前から『ゆるキャラのデザインには自信がある』って言ってましたからね」
【羽倉崎】
「そういうこと! で、設定はとりあえずこんな感じかな」
モチーフは虎
名前は『わかトラくん』
永遠の24歳
お酒はけっこうイケる口
【アシスタント】
「なんで虎がモチーフなんですか?」
【羽倉崎】
「自分が寅年生まれやから」
【アシスタント】
「ああ、なるほど」
【羽倉崎】
「いまのところ、こんな感じで描いてみた」
【アシスタント】
「これ、虎っていうよりどっちかっていうと猫ですね」
【羽倉崎】
「猫をモチーフに描いたからな。これを虎っぽくしていこうってわけや」
【アシスタント】
「なるほど。では、これからがんばりましょう!」
【羽倉崎】
「おう!」
【アシスタント】
「途中で投げ出したりしちゃ、ダメですよ」
【羽倉崎】
「お、おう……!」