猫の殺処分ゼロへ和歌山が本腰 無料で不妊手術、寄付で体制整備、専門病院も
無料の「手術券」
殺処分される猫を減らす取り組みが和歌山県内で本格化している。野良猫が新たに子猫を産まないようにする不妊・去勢手術を定着させようと、県や和歌山市、獣医師が本腰を入れはじめた。人口10万人あたりの殺処分数が全国ワースト2位の和歌山県で「殺処分ゼロ」が達成できる日は来るのか。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190210-00010000-sippo-life&fbclid=IwAR10SyJxh3hu918N4MXcZ0Foyh8KjbvwvFQScZKh4YPkOuB9TMHRe_vAHnY
県は2016年度、強い繁殖力を持つ野良猫の増加に歯止めを掛けようと「不幸な猫をなくすプロジェクト」事業をスタート。自治会などが餌やりのルールなどを定めた地域猫対策計画を策定し認定を受けると、指定された動物病院や県動物愛護センター(紀美野町)で不妊・去勢が無料でできる「手術券」を交付してきた。
この制度を利用し、19年1月中旬までで計1208匹に手術が施された。初年度から需要が多く、今年度はすでに当初予算1200万円で見込んだ600匹分の手術券をすべて交付したという。県食品・生活衛生課の担当者は「県民の関心の強さを感じる」と話す。
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