ドイツ最大の動物保護施設を訪ねて
「 全て寄付で運営 」
日本では、年間に約17万5000匹(2011年度)の犬猫が殺処分されている。13年9月施行の改正動物愛護管理法では、飼い主が持ち込む犬や猫の引き取りを自治体が拒否できるようになるなど、伴侶動物(コンパニオンアニマル)で一部前進があったが、まだまだ不十分な点が多い。一方、欧州の中でも先進的な動物福祉国のドイツでは原則として殺処分は行われず、「ティアハイム」という全国に約1000施設ある民間のシェルターが動物を保護している。動物を救うために、どんな取り組みが行われているのか。このほど首都ベルリンにある最大規模のティアハイムを訪ねた。(文化特信部・森映子)
http://www.jiji.com/jc/v4?id=2013tierheim_berlin0001