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ある獣医師の言葉

2019-09-16 01:37:00 | ノンジャンル

HUG

9月12日 11:23 ·
子供の頃、大きくなったら動物園の飼育員になりたかった。
大人になって獣医師になった。
そして公務員になり動物管理センターに配属された。
センターには飼い主がいない犬や猫たちが次々と収容される。
事故に遭ったり、遺棄された動物たちも沢山センターに来る。
瀕死の犬の手当をする、命を救う為に足を切断した事もあった、飛び出した内臓を処置する事もあった。
手術の為にかけた麻酔。
意識を取り戻すのか心配になって何度も様子を見に行く。
3日後、、自分が手術した犬を殺処分機に入れてボタンを押す。
100頭、200頭、500頭、もっともっと、、
ボタンを押すと苦しんで暴れる音がする。
バタバタ、、バタバタ、、命の音、、
亡骸の顔を見る。
規則違反はわかっていても隠れて注射で安楽死させた事もあった。
そっちの方が苦しまないかも知れない、、
でも僕は死んだ事がないから本当はわからないけど、、、
そんな事を続けて来た。
何か理由が欲しかった。
「上司の命令だから」
最初はそれを理由にした。
でも自分の心を納得させる事なんて出来なかった。
でも、理由が欲しい。
「この子たちが社会に出たら社会の環境が悪くなる、社会の為、、」
次はそう考える事にした。
でも、自分の心を納得させる理由など見つからない。
同僚の中には心を病んだ人たちも沢山いた。
センターに犬や猫を持ち込む飼い主。
「明日引っ越しなんです」
引き取りしなければこの飼い主はこの子を棄てるだろう。
「引き取ります、ただし貴方は二度と動物を飼わないでください」
言葉の中に怒りの感情が乗っかる。
同じ人間が再び持ち込む事もある。
今度は「子供がアレルギーなんです」
僕は子供の頃動物園の飼育員さんになりたかった。
だから獣医師になった。
あるセンターの獣医師の話。
HUGHP https://www.hug-the-brokenhearts.net/



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