中古のこの家に引っ越してきて、一番最初に思ったことは
「玄関、どうしてこうなった!?」
でした。
木製のアンティークなデザインとも言える、しっかりした扉なのに、
色が…
もっさい薄赤紫のマットなペンキで
それもビックリですが、更にビックリなことに
所々剥げてきてる~(゜゜;)
ぶつぶつ穴が開いて、パリパリと指で剥がせそう…
前の住人が、塗ったのかしら?
月日がたったからこうなったのかしら?
なんにしても、申し訳ないけれど、私の好みではない!
他のところは気に入った家だったのに、顔ともいえる玄関が嫌だと、帰ってくるたびに悲しくなります。
「カギのかかりも悪いし、取り替えるか」と夫。
いやいやいや
そんなもったいない
こんなステキなチャンスはなかなかない!
「私が塗り替えます!」
(o^・^o)
「プロに任せたほうが良いんじゃないか」と言う夫を説き伏せて
“塗り替えしてもいい権”いただきました。
ワクワクドキドキ♪
超特大なキャンパスをもらったみたい (*^^*)
…………………
各種サイトや動画で調べた結果、必要な材料は
・塗料剥離剤
・白木漂白クリーナー
・塗料
道具として
・真鍮ブラシ)
・ナイロン真鍮ミックスブラシ
・薬品対応バケツ
・薬品対応ハケ
・ナイロンスポンジ
真鍮ブラシは現在の塗料を剥がすとき、ナイロン真鍮ミックスブラシは白木を漂白するときに使います。
ハケは、薬品対応じゃないと、だんだん溶けてきます。
あと、匂いがすごいのでマスク必須です。
…………………
さて、まずは塗料剥離剤をバケツに移して、ひたすら扉に塗ります。
私は三彩化工さんの
『ネオリバー#130』
を使ってみました。
5分~10分ほどで、塗料がブクブク~っと泡立ってきます。
泡立ってないところには追加で剥離剤を塗って
そして真鍮ブラシでおもむろに擦りとります。
ごしごしと、ひたすら力をこめて。
動画ではすぐにできていたイメージでしたが、私には重労働。
おまけに、最初の塗料が剥がれてきたと思ったら、なんと次の塗料が見えてきました。
マットな茶色。まさに絵の具の茶色の色が。
(;´д`)
ああ、この色も、好みじゃない~!
……………………
結局一番最初の新築当時の塗料と、合わせて三種類の塗料を剥がすことになったのです。
なので、剥離剤を塗っては剥がし、塗っては剥がしの繰り返しで、4㎏あった剥離剤を全部使ってしまいました。
その後は白木を漂白。
専門クリーナー
を使い、ナイロン真鍮ミックスブラシで水で流しながら、またまたひたすら擦ります。
今度は力もいる上に、濡れるので寒い!!
ここまでで、三日間。
へとへとでしたが、これもまた、始めたならば、途中で止められない。
お正月休みがすべてこれでつぶれました (^_^;)
……………………
四日目から、いよいよ塗料を塗ります。
できるだけ天然のものが良かったのと、色調が好きなので柿渋を塗ることにしました。
一回目は違うメーカーの柿渋2㎏入りのを使ったのですが、柿渋って何回も塗らないと色が濃くならないのです。
4㎏弱使って7回くらい塗りましたが、もうちょっと塗り重ねていきたいと思っています。
今このくらい
もちろん、ハンドメイド感たっぷりで、塗りむらや荒らがたくさんですが、前よりはずっといい♪
見ようによっては“味わい”になるかも!? (*´ω`*)
仕上げには蜜ろうを塗ろうと思っています。
お正月後、一ヶ月近く風邪をこじらせていたので、続きはもうちょっとたってから。
風邪の原因、これだったんじゃない??と思いつつ、
また今度~(^^)/