こんな夢を見た。
私はYouTuberだった。
Youtube初期、まだ収益化されていなかった頃より投稿を始めたが、泣かず飛ばずバズらずの日々が続いていた。
金はなかったが楽しい日々だった。
地道に毎日投稿を続け、時流の波に乗り過激系として仲間たちと活動を続けた。
収益化が始まり、徐々に登録者と再生数も伸び始め、なんとか食えるようになったが、コンプライアンスの強化と共にチャンネル登録者が100万人を超えたところで停滞が始まる。
炎上も繰り返し、メインチャンネルのbanも経験して、私と仲間たちは帰路に立っていた。
私は大きくチャンネルの舵を切る。
日常系のトーク主体で生き様を見せる。
それがチャンネルの新たなる指針になった。
元いた仲間たちは私の元を次々と去り、見切りをつけて日常に戻って行った。
私は1人になり、それでもYoutubeを辞めようとは思わず足掻いた。
心機一転、新たにチャンネルを作り活動を始める。
しかしYoutuberの増殖によるチャンネル過多により伸び悩んでいた。
そこを救ってくれたのは過去にコラボをしたことがある、今現在トップクラスのチャンネル登録者と再生数を誇るYoutuberだった。
彼の動画に出演して、その動画を盛り上げることでいつからか準メンバーのように出演していた。
もちろん自分チャンネルにも力を入れる。
少しづつだが自分のチャンネルに人が流れて来て、チャンネル登録者と動画再生数も伸び始める。
しかし葛藤はあった。
チャンネルの伸びは自分の実力ではないのではないかと。
現にコメント欄には「腰巾着」「おまけ」など書き込まれる事が多くなった。
そう言われることに自分自身は抵抗はなかったが、恩人に迷惑をかけているのではないかと思い出した。
恩人は気にするなと言ってくれるが、気にせずにはいられなかった。
次第に私は恩人に距離を取るようになった。
自分自身のチャンネルを自分の力だけで盛り上げようと奮闘した。
しかし登録者は減り、再生数も伸びない日々が続いて設立した会社の業績は倒産寸前まで落ち込んだ。
私はそんな中で過労で倒れて入院した。
病室のベッド上で目を覚ますと横に恩人が立っていて、私が目を覚ましたのに気がつくと一言言った。
「助けてくれって言えよ」
私は目を逸らして言った。
「助けてくれって言いたくない相手もいるんだよ。カッコ悪い姿をみせたくないんだ。俺は見栄っ張りなんだよ」
「それで倒れて今の姿を俺に見せるより、カッコ悪いことってなんなんだ?」
私は何も言えなくなった。
「助けてやるから助けてくれって言ってくれ」
私は恩人に助けを求めた。あれから5年の月日が流れた。
恩人はYoutubeの登録者が1000万人を超え、Youtube以外にも事業をいくつも抱える経営者インフルエンサーとなり、私も準メンバーとして動画にちょくちょく出ている。
私自身のチャンネルも登録者は100万人を超え動画の再生数も安定しており、経営する会社もなんとか軌道に乗っている。
今回、地方ローカルの深夜番組だが冠番組をもつことになり、収録の第一回目だった。
自分がYoutubeを始めた頃に住んでいた町の商店街を歩きながらゲストが待つ居酒屋に入る。
「来たな」
そう言って待っていた恩人が、ほろよいの缶片手に席から立った。
私はテーブルに用意されていたハイボールのジョッキを持つと恩人と乾杯した。
Aiによる分析
この夢はあなたが目指す成功に向けての軌跡や、困難を乗り越えて成長する過程を象徴している可能性があります。最初は苦労し、挫折や炎上などの困難に直面しても、諦めずに努力し続ける姿勢が描かれています。また、他者との協力や助けを得ることの重要性も示唆されています。恩人に助けを求めることで再び成功に向かって進むことができたという部分からも、他者のサポートやチームワークの大切さが示唆されています。
さらに、自己肯定感や自己価値に対する葛藤や疑問も描かれており、成功や成長とは何か、どのような方法でそれを達成するのかを模索する姿勢も表現されています。この夢から自己改革や自己啓発を意識し、他者との関わりや協力を大切にすることで目標を達成する手掛かりを得ることができるかもしれません。
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