こんな夢をみた
高校に通っている私はある女性に恋をした。
彼女の名前は御所瓦かえで。
学祭の中、友人に背中を押され、彼女と校内を巡ることになる。
校内と言っても、とても馬鹿でかく、敷地は東京ドーム12面、メイン校舎は10階建てになっていて、中は巨大ショッピングモールのような作り。
センター部分は最上階まで吹き抜けのフロアになっており、エスカレーターもエレベーターもある。
かえでさんと行動を共にするまで少し時間があるので、友人達と校内を巡っていると騒動に出くわす。
一部の生徒達が、酒によって暴れだし、最上階からフロア1階に向かって黄色いプラスチック製の椅子を放り投げ始めた。
砕け散った黄色いプラスチックが空中に散乱し、辺りは騒然となる。
急遽、生徒会により鎮圧チームが派遣され、重武装の生徒達が鎮圧に向かう。
しかし、なかなか手強く、敵の反撃は苛烈を極め、やむなく撤退を決定。
そこで、グリーンベレーに3年、フランス外人部隊に4年在籍していた私に協力要請がくる。
私は10人の部隊を編成し、最上階に突入。
鎮圧するも、主犯格のクラスメイトの山田太郎には逃げられてしまった。
ちょうど時間となり、私は御所瓦かえでさんとの待ち合わせの場所に向かう。
飯を食いながら話をするが、話が噛み合わない。
次第に不機嫌な感じになっていく御所瓦かえでさん。
学校内も見て回るが、会話も無くなっていく。
喫茶店に入り、めぐった場所について話をするが、ほとんど反応が無くなっていく。
店を出るとき、会計を済ませようとすると
「あ、私が払うけん」
「いや、俺が奢るよ」
「いいけん、いいけん。私が払うけんって」
と御所瓦さんは言い、払ってしまう。
私は財布の中を見ると、1000円しか入ってなかった。
「これね、おみやげやから」
彼女は私にそういって、せんべいセットを渡す。
ちょっと、友達に電話するからと、彼女は外に先に出る。
そんな様子を見ていた店のおばちゃんが、
「男の子なんだから、女の子に奢らせちゃだめよー、おみやげなんかもらっちゃってるし。ここは、君も何か彼女にあげなさい。女の子は甘いものが好きなんだから」
と、はた迷惑なことを言い、私にカウンターの横にあるショーケースの中のものを進める。
イカのゼリー漬け ×12本 1200円
スズメの焼き物 ×6個 800円
ニシンの干物 ×12枚 1500円
そんな感じで、とても喫茶店にはみえないのだけど、予算もないので退店。
外に出ると、薄暗くなっていた。
御所瓦かえでさんの姿はなく、後夜祭の準備をする生徒達の姿が見える。
御所瓦かえでさんは帰っちゃったのかな?などと思いながら彼女の姿を探し歩いていると、捕まえ損ねた学園テロリストでクラスメイトの山田太郎と遭遇。
どうやら待ち伏せしていたらしい。
「貴様が俺の邪魔したのか!」
そう言って、私に向かって銃を乱射した。
私は御所瓦さんにはふられちゃったな、と考えていた。
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