最近、自分自身について考えることが増えてきました。
何をしてもうまくいかないと感じる日々が続き、周囲に自分が何をしても報われないという考えが浸透していたのかもしれません。
そう、それが“カルマ”という言葉を思い浮かべさせるきっかけとなったのです。
最初の頃は、カルマとは何かについてあまり深く考えたことがありませんでした。
ただ、何かをするたびに何かが返ってくる、行いによってはその結果が必ず返ってくるという程度の理解でした。
しかし、最近、自分の運命や環境が思うようにならないことに悩んでいく中で、カルマという概念について深く考えるようになったのです。
先日、介護施設で働いている時に、ふとしたきっかけで高齢の利用者の方が私に対して「あなたはいいカルマを持っていますね。」と言ってくれたことがありました。
その言葉に触れ、改めて自分の行動や考え方が周囲にどのような影響を与えているのかを考えさせられました。
以前は、自分の行いや言動がどれほど他者に影響を与えるか考えることなく、ただ生きているだけと思っていました。
しかし、その言葉を聞いた瞬間に、自分の行いが周囲に与える影響について真剣に考えるようになったのです。
これこそが“カルマ”の真髄なのかもしれません。
最近、自分の行動について意識を深めるようになってから、周囲の人間関係や仕事の成果にも変化が現れてきました。
以前よりも前向きな考え方ができるようになり、他者に対してもより思いやりのある態度を取れるようになったのです。
自分が周囲に与える影響を意識することで、周囲からも良い影響を受けるという好循環が生まれたのです。
カルマとは、自分自身が行った行動や言動が必ずしも直接返ってくるとは限らないかもしれません。
しかし、自分の行いが相手に影響を与えることは間違いありません。
その影響がどのように現れるかは分からないかもしれませんが、行動する我々にとって、自己満足や他者との関係を良好に保つためにも、カルマという概念を忘れずに生きていきたいと思います。
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