汚染土壌などを保管する中間貯蔵施設の住民説明会

汚染土壌などを保管する中間貯蔵施設の住民説明会がいわき市で行
われたようです。今後経済産業省・環境省・東電は全ての汚染物質
を福島県に押し付けてくるでしょう。

当然です。現実汚染物質は外に出せません。放射能による汚染物質
を外に出してしまったら、新たな汚染を生むのです。きれいな場所を
これ以上使い物のならない土地には出来ません。

このことは、原発を誘致した時点で決まっているのです。事故が起
こったらどうなるか・・・国や電力会社は「事故は無い」としてき
ました。このこと事態がすでに狂った考え方なのですが、そこに気
がつかない立地自治体の責任でもあります。ですから、今後全ての
汚染物質の中間・最終を問わず福島県が受け入れざるおえないので
す。


風評被害云々している場合ではないのです。福島にはすでに風評被
害を問う立場ではないのです。解りますか？　これがもし、茨城や
埼玉・群馬・千葉・岩手といった汚染の度合いがまだ低い県なら
風評被害を問うことは出来ますが、いまだかつて人類史上類を見な
い過酷な事故現場を抱える福島は放射性物質と放射能で汚染された
物を受け入れて他のきれいな場所を汚さないようにしなくてはなら
ない運命を自らが招いてしまったのです。

このことに怒りを感じるならば、直接国や東電に向けるべきです。
風評被害などといって、責任の所在をうやむやにしたり責任の所在
を他に向けてはならないのです。それは同時に差別や偏見を生む温
床となるでしょう。福島の人々に是非そのことを解っていただきた
いですね。

今回の事故の責任は100％中央省庁と東電が取るべきものなのです。

また、福島以外の原発立地の自治体も一旦事故が起これば、これと
同じことが発生する。土地が失われ、多くの住民の健康被害が発生
し、さらには放射能汚染物質を未来永劫受け入れなければならない
との認識をすべきです。　それでも稼動させたいと思えば稼動させ
ればいいのです。

毎度毎度、何度も言いますが、原発は止められませんよ。発電は
止められます。ですが一度臨海に達した核燃料の核反応・崩壊反応
は止められないのです。そして、巨大地震も止められませんよ。

この二つの要因が抱き合わせになっている日本では、第二・第三の
フクシマ第一原発事故が発生します。

そこんところ・夜　露　死　苦！