今年の秋祭りが閉会となりました。
皆様の華やかな作品があった場所も、すぐに会議の時間となり撤収され、儚さが残ります。決して会議に参加したくないわけではないのですが…。
特養の職員に聞いたところ、こういう機会で自分の手の器用さを作品として残すことで発揮できる、
訪問介護に伺ったところ、自宅で詩を書く人がこういう場で発表出来たり、
通所介護では昔取った杵柄を発揮した作品だったり、
そう考えると、人の持っている能力をこのような場で、発表できる事は承認欲求も満たされる良い機会なのだとも感じました。
今年褒められた人は、来年への創作意欲に影響したりとなると、広い意味で考えると生活への充実につながるかもしれません。
ここで、ケアマネとしては疾病や生活の習慣などにとらわれがちですが、本人自身を知るために趣味や、興味、関心事、仕事や得意分野を知ることで、人間味としてのアセスメントも重要であると再確認しました。
その情報をお世話になる通所に伝え、持てる能力を活用してもらえればも大切ですね。
どこか大学研究結果によると、人が快と感じるのは、同じ趣味を持つ集団の中にいることが良いとの事みたいです。気を使わない、同じ趣味を共有できるといったところでしょうか。
通所での認知症治療に効果があるものと思われます。