リクエストがありましてお作りして、都度、祈願お勤めをし、昨年11月からお配りさせて頂いております「疫病退散」(コロナ退散)お札は、年末年始で2000枚以上をお持ち頂きました。
皆様の不安なお気持ちが少しでも和らぐものとなりましたら幸いでございます。また、善きご仏縁になりますことを。
引き続き、鐘楼堂前にて、観音さまのお守りお札と共にお配りしております。
どなたでもお持ち頂けます。どうぞお近くにお越しの際は、お参りくださいませ。
疫病退散(コロナ退散)お札
観音さまのお守りお札
以下はFacebookページにアップしたものです・・ご参考までに。さらに画像等、詳しくはこちらを↓
https://www.facebook.com/oujyouin
祈願札をうちのお寺でもお配りしたいとのことで、作り方や祈願法要についての相談、問い合わせを頂きました。
拙い自作ゆえにどうしようかとも思い、また、工程画像を全て送るだけでも煩雑なため、一応、手順画像をこちらにまとめて、それを見てもらおうということに。ですので、関心のある方だけどうぞ、、
まず、祈願札の文言。
経典から祈願の内容を鑑みて引かせて頂き、筆書きをします。
私の場合、塔婆書きと同様に閼伽水を混ぜた墨汁にて書きます。
次に、梵字になります。
市販のスタンプのものが手元に無ければ、手書きが良いでしょう。塔婆の場合と同じくに。命点は必ず忘れずに、ご真言をお唱えしながら。
次に寺印や寺紋などを押すならばしかるべくに押すと良いでしょう。
元版ができたら、それを縮小してコピーして、大きさを調えます。
A8より少し小さい型が良いでしょう。財布等に入れて頂けるぐらいで。
A8クリアポケットに入るぐらいがお勧めです。
印刷できるように型をいくつか調えて、仕上げで細かく修正テープを使い、きれいに仕上げます。
印刷して切ったものを、買ってきたクリアポケットに入れ込んで、封のテープは綴じずにて出来上がりになります。
次に祈願法要。
祈願に適した仏縁吉祥日が良いですが、拘らなくても。
各宗派の作法にもよりますから、そこは適宜に。
私の場合は、臨済宗によってのお勤め形式に。祈祷は修正会に準拠するカタチになりますが、善月祈祷会回向に依れば良いでしょう。大般若転読もできれば尚良いでしょう。一人の場合は難しいですが。。
礼拝・三拝後、焼香、お札を薫じて、誦経、お経は、開経偈、般若心経三巻、消災咒、大悲咒、消災咒、大悲咒、観音経、楞厳咒、消災咒、善月祈祷会回向、祈祷札内容祈願、十仏名、十三仏真言、四弘誓願。
となります。ご参考までに。
仏教における祈願、祈祷に関しての拙見解は、下記をご参照下さいませ。
https://hasunoha.jp/questions/49614