HITO-OMOI(ひとおもい)

ひとを、ひととき、ひとへに想ふ短歌がメインのブログです。作歌歴約二十年、かつては相聞(恋歌)、現在は専ら雜詠です。

4853-4856首目 京阪逍遙(その2)

2023-08-01 00:00:00 | 日記

(世界遺産「姫路城」)

ことさら画像をアップするのも気が引ける有名スポットが多いので、日記風に。


大阪城豊国神社は、京都の別社。ただ、秀吉のみではなく、秀頼と秀長も祭神。

非礼な言い方だが、晩節は芳しいとは言えなかった秀吉。秀長がもう少し長命であったらどうだったろう。

自信あふれる、やや威圧的とも見える秀吉像。ここは、韓国からの旅行者向けには、ツアーのコースから外れてるだろうなぁ。

「万国の人が目指すは天守にて人疎らなる豊国神社(新作)」




(大阪城豊国神社)


広大な大阪城(公園)。天守の他にも意外と見所が多い。

詳しくは書かないが、この「城中焼亡埋骨墳(じょうちゅうしょうぼうまいこつふん)」もそのひとつ。

歴史の一断面をまざまざ教えてくれる。忘れられたような場所の暗さも、心に重くのしかかる。

徳川慶喜も評価が非常に割れる人物だ。

「指揮官の姿は失せて遺れるは城中焼亡埋骨墳とぞ(新作)」

(大阪城公園、城中焼亡埋骨墳)



堺に移動して世界遺産のいわゆる仁徳天皇陵へ。暑くて、ボランティアガイドさんの説明をよく覚えていない。やはり、堺市役所展望階から眺めることに。

「彼方なる緑一色(ひといろ)仁徳陵ヤマトの力かくまざまざと(新作)」




翌日は、世界遺産姫路城に。約半世紀ぶりの訪問。

平成の大修理が終了し、約八年経過。白鷺城というだけあって、遠目に見ると、メルヘンチックとさえ感じる。

かの千姫が十年住まいしていたことも、そんなイメージを増幅させるのかもしれぬ。

ちなみに秀頼との死別後の再婚だった千姫の持参金は、何と十万石!さすがは、家康の孫娘だ。

ただ、猛暑で、天守への昇り降りで消耗しきってしまい、城の細部を見る余裕など、ちっともなかった。(涙)

「ヘリテイジ誰もが異議なく見上ぐるは五重七階大天守(新作)」





(050715-0717)

おわり


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 4849-4852首目 京阪逍遙(その1) | トップ | 4857首目・・・かく烈(たけ)き »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿