HITO-OMOI(ひとおもい)

ひとを、ひととき、ひとへに想ふ短歌がメインのブログです。作歌歴約二十年、かつては相聞(恋歌)、現在は専ら雜詠です。

convey my love to you

2007-02-17 10:00:00 | 日記
バレンタインデーにもらった義理チョコに「convey my love to you」というシールが貼ってありました。

「send my ~」とは言わないのですね。

送り届けるというニュアンスがでるのかもしれませんね。

今年のバレンタインデーには、例のチョコ受け渡しシーンに一度出くわしました。

場所は駅待合室。女子(高1、推定)→男子(高3、推定)というシチュエーション。

女子(高1、推定)は、「チョコは違うけど、クッキーは手作りです。品質管理うまくいったかな~」と(大体意味は通じる)申しておりました。

(別に聞き耳を立てていたわけじゃなくて、同じテーブルだから、聞こえちゃう。)

女子(高1、推定)は、「今日はまだたくさんもらいますよね、先輩!」という健気なつっこみをいれておりました。

男子(高3、推定)は、予定調和的に物(ブツ)を受け取りながら、演技ともいえない口ぶりで、「いや、俺、高校に入ってからはもらったことないし。」という、女子にとってやや感涙ものの返事をポ・ツ・リと。

この高校は進学校なので、後は格別の会話もなく、互いの教科の勉強をしておりました。

ちなみに、男子(高3、推定)が書くノートの字は大変へたくそでありました。

この儀式に対する風当たりも次第に強くなつてはおりますが、とにもかくにも、いやあ、若いとはほんとにいいもんだと、思うのであります。

かくいう私の場合、チョコがほしくてほしくてたまらない10代の頃は、私立中高一貫ミッション系(受験モード系)男子校におりましたので、高一のときにもらつたただ一回、一個きりでした。

相手はこれも私立中高一貫ミッション系女子校中2(!)女子。

お名前は、「S・典子」ちゃん。

二人とも大阪府北部から京都市内の学校に電車通学しており、その中で見初めました、です。はい。

ミニスカの似合う、賢そうな、リスのような可愛い子でした。はい。

(以前のhpにも書いたけど、若いみぎりは「リス系」が好きだったようですな。賢い人が好きなのは、今もそうですが。)

この一大事件、実は、

①チョコをもらう経緯、
②後日、義理チョコと発覚する経緯と理由、
③半年後に互いに転居した先で、衝撃の再会(→紆余曲折、8年後に結婚)

と書ききれないほどの出来事があるのですが、疲れるので省略


さて、実は、私、高一から高3までな~ぜか間歇的に日記をつけており、このノートが現存しております。

バレンタインデーにちなみ、昨日このあたりの日記を読み返してみました。

で、当時の私はこれらの事実を努めて冷静に、描写しておりました。大喜びもせず、泣き喚きもせず、原因を分析しております。

これからの自分のありかたなどを書きとめております。

うん、やっぱ昔からまじめタイプだったんだなと(←ここ、笑うとこじゃないよ。)

この「小さな世界」ながらも努めて思索しており、自分でいうのもなんですが、実に健気です。(ま、そこそこ笑えるけどね、ほんとは。)

でもその小ささは、大人にならないとわからないですよね、そのときにはその世界がすべてなんですから、世界が伸び縮みすることに思いがいたらないというかね。

そして、うまく大人になれる子供というのは、自分の世界と他人の世界の交錯の仕方や関係の結びかた・度合いが、自分なりに整理、理解ができているやつなんでしょうね。

(で、話を戻しますと)ま、いろいろありますが、女子と男子は、翻弄しつつ、されつつ、生きていくのであります。

それを怖れていては、人として深化しないし、であるから、うらんだりうらまれたりする必要はないのであります、

・・・お互いがはじめることですからね。(とやや、達観している私です。 笑)



(あの~、念のため、上のほう~の③の()→うよきょくせつ とかいうとこ・・)は真っ赤な嘘ですからね、爆笑)




マフラーの結び目ほどきたい堅さほどかれてもいい堅さとおなじ(未)  





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