HITO-OMOI(ひとおもい)

ひとを、ひととき、ひとへに想ふ短歌がメインのブログです。作歌歴約二十年、かつては相聞(恋歌)、現在は専ら雜詠です。

4519~4521首目・・・伊豆悲恋行(その2、斉藤吉(唐人お吉))

2022-05-24 00:00:00 | 日記

(宝福寺本堂)


「三日間役目をお吉に問ひたればなんぞハリスに聞かざらんやと(新作)」


(玉泉寺本堂(初代米国領事館設置))



(ハリス顕彰記念碑)


(牛乳の碑)


「身をやつしつるも一縷の望みもて
名付けし屋号安直楼とぞ(新作)」



(安直楼(小料理屋))



(ペリーロード)


「己が名で呼び慣はれし川の渕弔はるるやうらら春の日(新作)」





(お吉が淵(角栗が淵)、お吉供養祭は、三月二十七日)



(斉藤吉の墓(宝福寺)

(040414、下田市)


斉藤吉の一生は、潤色が否定できない点があるにせよ、波瀾万丈であることは否定できまい。

彼女を有名にする端緒となった『唐人お吉』(十一谷義三郎作)を読んだが、あまりフィットしなかった。

つづく


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