3915首目【柴田淳 at 日本特殊陶業市民会館】

「満ち欠けに思ひ惑さるるなかれ汝(なれ)の歌声しかと届きぬ(新作)」




しばじゅん自身が歌うことの悦びを取り戻したということ。その様をファンとしてじわじわ体感できるステージだった。

ツアーの(皮切りの東京につぐ)二日目。二回目のMC以後どんどん声が出始めて、アンコールでは、しっかり地についた歌声だった。

選曲は当然、新作中心。(「おかえりなさい」という楽屋落ち的もあったが、でもいい曲)プラス彼女が、今、真に歌いたい曲との感を抱かせるセレクトだった。

でも、「月光浴」はほぼ入るんだよなぁ。よほどこの曲に思い入れがあるんだねぇ。私はどうも月としばじゅんが結びつかないんだけど。

ラスト曲の「車窓」、、いいナンバーだったなぁ。普段、聞き漏らしてた曲だった、、ファルセットもバッチリ決ってた。歌い上げたしばじゅんの満足そうな表情を見て、心がふくらんだ。

今後も微力ながら応援してまいります。柴田淳様。