☆ブログ書いてる途中でおっきい地震がありました。津波の心配がないということで胸をなでおろしましたが、やはり地震が起きると3.11を思い出して、心臓バクバクしますわ。被害が最小限で済みますように、停電が早く復旧しますように・・・
先日、TAK氏にマスター権を委託されたMoMの拡張セット。いつやれるかどうか分からないけど、参加するプレイヤーのイメージが湧きやすいよう?にブログでイントロダクションとまだやったことの無い方が参加するときのインスト代わりの内容を置いておきますね。
以下、インスト
マンション・オブ・マッドネス(以下、MoM)は「クトゥルフの呼び声」テイストのボドゲで、プレイヤーの一人はゲームマスター(キーパー)役。他はPC役という1対多数の変則対戦マルチプレイヤーゲームっす。いちおうタイマンも出来るみたいだけど「やすらぎ」でプレイするの前提なので割愛。
プレイヤーは「探索者」と呼ばれるPCを1プレイヤーにつき1人~2人選びます。D&Dと違い自分でイチからPC作らなくて良いので時間が節約できていーね。「探索者」はファイター的な体力多め・精神力少なめ・戦闘得意なタイプとマジックユーザー・クレリック的な体力少なめ・精神力多め・戦闘苦手な代わりに呪文だったり他のスキルを持ってるタイプに分かれます。数少ないバランスタイプはセービングスロー的な能力判定(ゲーム中に何度もおこなう)にボーナスが得にくくなります。
探索者は装備や能力値に若干の選択肢があり、繰り返してのプレイが飽きにくいように、またキーパーの選ぶシナリオをクリアーしやすかったりしにくかったりというプレイ以前のメタな勝負の側面もある気がします。
探索者側の目的はプレイ中に明かされる勝利条件を達成すること。キーパー側の目的はプレイ前にあらかじめ設定した勝利条件を達成するべく探索者の行動を妨げること(稀に探索者の行動を妨げない方が勝利に近づくときもあるよーです)。
探索者は自分のターンに移動を2回、何がしかのアクション(カード能力を使う、アイテムを落とす、部屋の障壁を動かす、モンスターを攻撃する、部屋の中を探索する、追加移動、など)を1回おこなえます。キーパーは探索者のターン時のみプレイできるお邪魔カードをプレイできます。
キーパーは自分のターンに、保有している行動ポイント(脅威ポイント)分だけアクション(モンスターを出現させる、モンスターを移動させる、探索者にダメージを与えたり行動を妨げるカード:トラウマカード&神話カードを山札から獲得する、その他いろいろ)をおこない、その後モンスターで探索者を攻撃して、時間を進めます。
ゲーム中、様々な要因で探索者にもモンスターにも状態異常がおきます。以下は主な状態異常です(他にもいくつかありんす)。
・狂気:探索者のみ
正気度(いわゆるSUN、精神的なHP)が0のとき。
・死亡:探索者・モンスターとも(モンスターの場合、死亡という言葉は不適切かな?)
体力が0のとき。
※重要ポイント※ 探索者の死亡がゲームの目的が明らかになる前なら、そのプレイヤーは新たな探索者を選んでまたゲームに参加できます。人聞きは良くないけど、計画的にに探索者を前半・後半と使いわけるのもプレイヤー側の勝利のコツかも
・麻痺:探索者・モンスターとも
移動力が小さくなり、能力値判定が必要ないろんなアクションにペナルティーがつく。モンスターは探索者を攻撃できなくなる。
・炎上:探索者・モンスターとも
何らかの理由で炎が燃え上がった部屋にとどまると、探索者もモンスターもダメージを受けます。さらに炎上している部屋や場所に入ろうとするのに探索者は恐怖に耐えられるかの判定が必要で失敗すると正気度が減ります。
・暗闇:探索者のみ
暗いせいで、照明をもってない探索者は部屋や場所の探索に手間取ったり、モンスターとの戦闘時にペナルティーが課せられます。
何度かプレイした感想
勝つのも負けるのも、けっこうギリギリな感じ。綿密な作戦を立ててもキーパーにあらゆる手段で邪魔されたり、ダイスの神が微笑まないとエッライことになってしまうこともしばしば。勝っても負けてもあんまりカリカリしすぎないのが良いんじゃないっすかね?(笑)
以上、ざくっとインスト終わり。
以下は次回いつかプレイする「恐怖の館」のイントロダクションです。
「デモンズ」って映画、知ってる?
「デモンズ」とは、ゾンビ映画が盛り上がった85年に製作されたホラー映画です。劇場に招待された人々を、スクリーンから飛び出してきたデモンズが襲いかかるという内容でした。
この作品も同様、かつて主人公がアーカムでゴースト・ハントをしたときのことを題材に撮られた映画「恐怖の館」の試写会で、スクリーンから恐怖が放たれます。
面白いギミックとして、「試写室」にいるプレイヤーは、マスターに要求すれば、今見ている内容を教えてもらえます(ヒントがあるかもしれません)。他にもいろいろと楽しい仕掛けがあり、さすが『ドラゴンランス』の作者T・ヒックマンのデザインだけはあります。
アークライトゲームズ 製品リストより引用
どうやら探索者チームの以前の活躍をネタにして作られた映画(撮影時、編集時などにいろいろヤバいことがあったという噂があ広まっています)の試写会に呼ばれたようです。
これまでの経験上、こういう試写会では不可思議なことが起きるものです。
特に以前に活躍した「忌まわしい土地」から見つかった怪しげな品物や探索者を模した俳優女優が映画に出ているとなれば尚更です。
新たな危険・恐怖との遭遇を覚悟しながら、探索者チームは映画「恐怖の館」の試写会がおこなわれている「ホエール・マナー」へリムジンで駆けつけるのでした。
-プロローグ-
あなた達を円形の車回しの砂利道の脇、鏡面仕上げのブガッティ、スチュードベイカー、キャデラックが並んだなかに降ろしたあと、リムジンはスピードを上げて走り去った。地平線に沿って銀色に薄まってゆく残照を浴びつつ、あなたたちは小石を踏みながらホエール・マナーの巨大な正面玄関へ歩いていった。運転手が遅れたせいで、あなたたちの鳴らすベルに誰も答えてくれなかった。
館の中から、耳をつんざくトランペットの音が聞こえてきた。あなたたちはその音が「モニュメンタル・ピクチャーズ社」の
タイトル曲であることに気づいた。試写会はもう始まってるようだ。それであなたたちは扉を押し開け、巨大な、ひとけの無い玄関ホールに進入した。映画「恐怖の館」のオープニング曲が映写室に改造した礼拝堂か聞こえる。
「行かないよりも、遅れて行くほうがましか」
あなたはつぶやくと、もういちど襟を真っ直ぐに正した。
「さて、ショータイムの始まりだ……」
以上、イントロ終わり。さていろいろシナリオ読み込んで本番がスムーズに出来るようガンバろう!
先日、TAK氏にマスター権を委託されたMoMの拡張セット。いつやれるかどうか分からないけど、参加するプレイヤーのイメージが湧きやすいよう?にブログでイントロダクションとまだやったことの無い方が参加するときのインスト代わりの内容を置いておきますね。
以下、インスト
マンション・オブ・マッドネス(以下、MoM)は「クトゥルフの呼び声」テイストのボドゲで、プレイヤーの一人はゲームマスター(キーパー)役。他はPC役という1対多数の変則対戦マルチプレイヤーゲームっす。いちおうタイマンも出来るみたいだけど「やすらぎ」でプレイするの前提なので割愛。
プレイヤーは「探索者」と呼ばれるPCを1プレイヤーにつき1人~2人選びます。D&Dと違い自分でイチからPC作らなくて良いので時間が節約できていーね。「探索者」はファイター的な体力多め・精神力少なめ・戦闘得意なタイプとマジックユーザー・クレリック的な体力少なめ・精神力多め・戦闘苦手な代わりに呪文だったり他のスキルを持ってるタイプに分かれます。数少ないバランスタイプはセービングスロー的な能力判定(ゲーム中に何度もおこなう)にボーナスが得にくくなります。
探索者は装備や能力値に若干の選択肢があり、繰り返してのプレイが飽きにくいように、またキーパーの選ぶシナリオをクリアーしやすかったりしにくかったりというプレイ以前のメタな勝負の側面もある気がします。
探索者側の目的はプレイ中に明かされる勝利条件を達成すること。キーパー側の目的はプレイ前にあらかじめ設定した勝利条件を達成するべく探索者の行動を妨げること(稀に探索者の行動を妨げない方が勝利に近づくときもあるよーです)。
探索者は自分のターンに移動を2回、何がしかのアクション(カード能力を使う、アイテムを落とす、部屋の障壁を動かす、モンスターを攻撃する、部屋の中を探索する、追加移動、など)を1回おこなえます。キーパーは探索者のターン時のみプレイできるお邪魔カードをプレイできます。
キーパーは自分のターンに、保有している行動ポイント(脅威ポイント)分だけアクション(モンスターを出現させる、モンスターを移動させる、探索者にダメージを与えたり行動を妨げるカード:トラウマカード&神話カードを山札から獲得する、その他いろいろ)をおこない、その後モンスターで探索者を攻撃して、時間を進めます。
ゲーム中、様々な要因で探索者にもモンスターにも状態異常がおきます。以下は主な状態異常です(他にもいくつかありんす)。
・狂気:探索者のみ
正気度(いわゆるSUN、精神的なHP)が0のとき。
・死亡:探索者・モンスターとも(モンスターの場合、死亡という言葉は不適切かな?)
体力が0のとき。
※重要ポイント※ 探索者の死亡がゲームの目的が明らかになる前なら、そのプレイヤーは新たな探索者を選んでまたゲームに参加できます。人聞きは良くないけど、計画的にに探索者を前半・後半と使いわけるのもプレイヤー側の勝利のコツかも
・麻痺:探索者・モンスターとも
移動力が小さくなり、能力値判定が必要ないろんなアクションにペナルティーがつく。モンスターは探索者を攻撃できなくなる。
・炎上:探索者・モンスターとも
何らかの理由で炎が燃え上がった部屋にとどまると、探索者もモンスターもダメージを受けます。さらに炎上している部屋や場所に入ろうとするのに探索者は恐怖に耐えられるかの判定が必要で失敗すると正気度が減ります。
・暗闇:探索者のみ
暗いせいで、照明をもってない探索者は部屋や場所の探索に手間取ったり、モンスターとの戦闘時にペナルティーが課せられます。
何度かプレイした感想
勝つのも負けるのも、けっこうギリギリな感じ。綿密な作戦を立ててもキーパーにあらゆる手段で邪魔されたり、ダイスの神が微笑まないとエッライことになってしまうこともしばしば。勝っても負けてもあんまりカリカリしすぎないのが良いんじゃないっすかね?(笑)
以上、ざくっとインスト終わり。
以下は次回いつかプレイする「恐怖の館」のイントロダクションです。
「デモンズ」って映画、知ってる?
「デモンズ」とは、ゾンビ映画が盛り上がった85年に製作されたホラー映画です。劇場に招待された人々を、スクリーンから飛び出してきたデモンズが襲いかかるという内容でした。
この作品も同様、かつて主人公がアーカムでゴースト・ハントをしたときのことを題材に撮られた映画「恐怖の館」の試写会で、スクリーンから恐怖が放たれます。
面白いギミックとして、「試写室」にいるプレイヤーは、マスターに要求すれば、今見ている内容を教えてもらえます(ヒントがあるかもしれません)。他にもいろいろと楽しい仕掛けがあり、さすが『ドラゴンランス』の作者T・ヒックマンのデザインだけはあります。
アークライトゲームズ 製品リストより引用
どうやら探索者チームの以前の活躍をネタにして作られた映画(撮影時、編集時などにいろいろヤバいことがあったという噂があ広まっています)の試写会に呼ばれたようです。
これまでの経験上、こういう試写会では不可思議なことが起きるものです。
特に以前に活躍した「忌まわしい土地」から見つかった怪しげな品物や探索者を模した俳優女優が映画に出ているとなれば尚更です。
新たな危険・恐怖との遭遇を覚悟しながら、探索者チームは映画「恐怖の館」の試写会がおこなわれている「ホエール・マナー」へリムジンで駆けつけるのでした。
-プロローグ-
あなた達を円形の車回しの砂利道の脇、鏡面仕上げのブガッティ、スチュードベイカー、キャデラックが並んだなかに降ろしたあと、リムジンはスピードを上げて走り去った。地平線に沿って銀色に薄まってゆく残照を浴びつつ、あなたたちは小石を踏みながらホエール・マナーの巨大な正面玄関へ歩いていった。運転手が遅れたせいで、あなたたちの鳴らすベルに誰も答えてくれなかった。
館の中から、耳をつんざくトランペットの音が聞こえてきた。あなたたちはその音が「モニュメンタル・ピクチャーズ社」の
タイトル曲であることに気づいた。試写会はもう始まってるようだ。それであなたたちは扉を押し開け、巨大な、ひとけの無い玄関ホールに進入した。映画「恐怖の館」のオープニング曲が映写室に改造した礼拝堂か聞こえる。
「行かないよりも、遅れて行くほうがましか」
あなたはつぶやくと、もういちど襟を真っ直ぐに正した。
「さて、ショータイムの始まりだ……」
以上、イントロ終わり。さていろいろシナリオ読み込んで本番がスムーズに出来るようガンバろう!