(時事)ワグネルの未来

2023-06-25 04:41:23 | 時事

ロシアの民間軍事会社「ワグネル」が
反乱を起こしたけど
失敗のようだ(まだ判らないが…)

このニュースを聞いたときは
想定の範囲外すぎて
驚いた

プリゴジン氏は
以前より
「弾薬が来ない」など
ないがしろにされていると
ロシア軍のトップに対して
非常に不満を持っていたので
今回の事件は
プーチンに対する反逆と言うよりも
プーチンに甘えて
「ロシア軍のトップを替えてくれ」
又は
「オレをロシア軍のトップにしてくれ」
という思いがあったのではないか?

ただ
プーチンが緊急会見を開いて
プリゴジン氏の行動を批難したことにより
事態は急速に沈静化すると思われる

明日(ってか今日)になれば
事態は大きく変わっているかも
知れない

もしくは
プリゴジン氏が
やけになって
反乱を起こして事態が長引くか?
(多分、ないだろう)

そもそもロシアは
長きに渡って
「ワグネル」の存在を否定して来た

今回のウクライナ侵攻において
弾薬の配分もあり
蔭ながら支援することが困難になったのか
その存在を認めると共に
主な戦力のひとつとして活用して来た

ただ
囚人を兵士とするなど
「消耗品」みたいな部隊という印象もあり
ロシア軍の中での「ワグネル」の地位は
東洋の島国に住む私には判らないが
プリゴジン氏が「ないがしろにされている」と
思うことはあり得るだろう

「ワグネル」は
ISが活動しているアフリカ大陸で
独裁政権を支援して
様々な活動をして来たので
この組織のせいで
アフリカにはロシア派の独裁政権が
増えて来ていると聞き驚異に感じている

ウクライナ侵攻の後は
ウクライナ側に専念しているかも知れず
これらのアフリカ諸国における
(ロシアの)影響力は現在どうなのか気になるし
この方面において
プリゴジン氏の役割や重要性がどうなのか
つまり
ロシアやプーチンにとって
プリゴジン氏の価値はどれ程なのかも
気になる


とりあえず
当初はプーチンのリアクションが不明であった為
ロシア軍も対応できていなかったようだが
ちゃんとプーチンの会見があったので
この事件の終末は早い気がする

さて
プリゴジン氏の命はどうなるのやら…

下手に裏工作していないだけ
言い訳はできると思うが
プーチンの考えることは
さっぱり判らない