物質体である肉体の周りを包むような形で、いくつものエネルギー体が存在すると言われています。オーラと言うと、スピリチュアルには関心がない人でも、ピンとくるのではないでしょうか。
こういったものは信じられないなぁ~と嫌悪感を覚える人は、信じなくてもいいと思います。ただ私個人としては、信じていることにより生きやすさを感じているので、もっと深く知って、取り入れていきたいと思っています。
一般的に言われているオーラの部分は、肉体のすぐ外側に肉体とはほぼ重なって存在している【エーテル体(幽体)】と言われるエネルギー体です。
エーテル体は、生命エネルギーを司っていて、生きている間は肉体と切っても切り離せない存在です。人間が生きていく際に必要な、身体の機能のバランスを保ったり、宇宙エネルギー(気とかプラーナなど)を体内に取り込む受信装置としての働きもしています。
人間が死を迎えると、エーテル体も消滅するわけですが、通常2ヶ月近くは残存し続けます。仏教で定めている【四十九日】は、まさにそのエーテル体が崩壊していく期間と一致していますね。
人は死を迎え肉体がこの世から消え去った後もしばらくの間は、消滅しきれないエーテル体をまとった霊体として存在することになるらしいのです。
場合によると この間に、見える人には幽霊として見えてしまうなど、エーテル体が消滅しきれない状態にあると、何等かの物理現象を起こすこともあるようです。
そのエーテル体の外側を覆っているのが【アストラル体(感情体)】
ここは、主に感情と欲望を司るエネルギー体です。
アストラル体は肉体を離れて自由に行動できる、意識エネルギーのようなもの。眠り、幽体離脱のような臨死体験、今ここにはないものを透視、霊視するのは、このアストラル体が関係しているようです。
人は眠りにつくと、アストラル体は肉体から離れ、霊界でメンテナンスを施し、また肉体に戻り目覚めると言われています。
私はこのことを信じているので、眠る前にはよく
「それでは、霊界にいってきまーす!」
とか、
「アストラルボディをメンテナンスしてきまーす!」
とか、
「今夜も霊界で、父親に会えるかな~」
なんて考えながら眠りにつきます。
人間の肉体は、エーテル体、アストラル体の他にも、8つの層を形成しています。そのあたりもまた、いつかお話したいと思います。
自分を覆っているエネルギー体のことまで意識すると、自分の存在が今までよりもっと大きく感じられ、安心感と自信が湧いてきます。