「どうかどうか! うまくいきますように!」
と、一生懸命願って願って、頑張って頑張って、努力して努力して、
それでも、結果はダメだった、ということは、人生長く生きていれば、1度や2度なんて数ではない位、何度も経験するものですよね。
そんな時、
「やっぱりこの世には、神も仏もないんだなー!」
とか
「努力は報われるなんて 嘘なんだ!」
と、いら立ちを覚える人もいるでしょう。
私の場合、祈るのはいつも天使なのですが、ごくごくたまにあるのです。
願いが実現されなかったことが。
そんな時、
「やっぱり天使なんていないのかも。。」
という不安が、天使ビギナーだった頃は何度も湧いてきました。
天使に祈り始めてすでに20年近く経った今では、
そんな不安は全くなくなりました。
その理由は、
あの時、あのタイミングで私の願いが実現されていない方が良かったから。
それは何年か後に振り返ってから気づくことが多く、
「あの願いが実現されていたら、その後に巡ってきたもっといいことを諦めなければならなかった」
とか、
「結局、途中で方向転換することになっただろう」
といったことが、過去を振り返ることにより見えてくるのです。
天使は私の願いを聞き入れてくれなかったのではなく、私の努力が足りなかったのでもなく、これからの人生を考えて、一番良い結果を示してくれたのだと理解しました。
きちんと努力して頑張った結果がダメだったとしても、それはその時点での結果に過ぎず、これから先の人生を考えると、「この結果が最良なんだ!」と思って受け入れています。
自分の過去を分析してみると、
報われなかったと思えた努力が、その後意外なことで報われていた、
という事実に気づく人は、きっとたくさんいると思いますよ。