過去が未来を教えてくれる

占いができない人でも、自分の人生の目的とか、未来予測とか、幸せになる方法などを、ある程度導ける方法はあると思います。

それは、今まで自分が送ってきた人生を振り返り、繰り返し起こっているパターンや、特徴を探っていくことです。私はこのことによって、これから自分が向かうべき人生の傾向が、ある程度読み解けてきました。

人それぞれ独自の、成功しやすいパターン、失敗しやすいパターンというものも ある気がします。

人生には誰でも必ず目的があって、生きている間に起こる出来事はすべてその目的達成のために起こっている、と私は考えています。

そしてその すべての人に共通する人生の目的は、「魂を進化させること」

もっとシンプルに言えば、自分を成長させることです。

単なる偶然などと思って今までやり過ごしていた出来事の中に、自分の人生を知る手がかりがたくさん隠されています。

嬉しいことも、悲しいことも、ドキドキするようなことも、ショックなことも、すべて自己を成長させ、自分らしい人生を輝かせる目的達成のために起こったことだと考えてみます。

生きている間に出会う人すべては、好きな人だけじゃなく嫌いな人も含め、人生の目的を達成するためには必要な人達だ、という見方をします。

また、今までの人生を振り返ってみて、ある特定のタイプの人とばかり縁があったり、同じような体験を何度も繰り返していることがあれば、それは自分の運命地図を克明に表しているサインである可能性は高いでしょう。

不運と思える出来事や、大嫌いな人物との関りにも要注目です！

それは、本来向かうべき道から外れていたことを警告するため、未熟な部分を成長させるため、といった目的がありそうです。

そのことを乗り越えた先にあった変化は、成長の証です。どの程度のものが得られたかは、その時々で違うでしょう。

ときには、失ったものの方が大きい場合もあるでしょう。

また、たいした努力をしてなくてもうまくいきやすいこと、というのも、自分の運命地図に沿っているものです。

その場合、たとえそれが今自分の望んでいる方向とは違うように思えても、時間が経つにつれ、実は自分が望んでいたものだったと気づくことも多いと思います。

今まで自分が送ってきた人生のシナリオを読んでみて、この先のページに自分という役者が、どのように演じることが不自然ではなく より感動的であるか、ということをイメージすることが、未来予測につながる と私は考えています。