久しぶりに秋葉原で部品屋さんを物色。
今回工作している目的は、バッテリーアレイ(DC48V)から、AC100Vへ変換するインバーターを自動的に切り離すためです。理由は以下のようなことがあります。
- オーバーヘッドが大きい
インバーターだけでも10W程度の消費電力があるらしく、つないでいるだけで電気を使います。消費側で使わないときは切り離しておきたいのです。 - アラームがうるさい
入力DC48Vのインバーターなのですが、インバータースイッチオン時に、電圧42Vを下まわるとかなりけたたましいアラーム音がなります。これは近所迷惑です。そこで、42Vに下がる前に強制的にインバーターを切り離してしまいたいのです。 - バッテリーが一杯のときは、消費したい
バッテリーが満充電だと、太陽さんさんになっても発電できなくなります。蓄電池には容量がありますから、フルの状態ではそれ以上はいらないのは当然です。MPPTテクノロジーによって、太陽パネルから取り出される電流が減ります。その場合、充電中でも外部から負荷をかけて電気を使ってあげるのが得策です。
というような目的なので、それらを解決して最大限太陽発電を消費するためのロジックをこれから組むことになります。
幸いデータは、1年分以上、CSVフォーマットで保存されています。これからアナリティクス。
在庫切れで納品待ちとなっていた部品が届きました。上が48Vから5Vに変換するDC-DCコンバーター、下が5V駆動で48Vのオンオフに使うパワーリレーです。
今日はちょっと電子工作
Raspberry Pi の GPIO 信号出力は 3.3V。電源からコンバーターへの電力供給は48Vで最大2,000Wは確保したいのですが、それに耐えられる遮断用リレーで 3.3V 動作するものがどうしてもみつかりません。最低でも 5V。Raspberry Pi の電源供給は1 Micro USB なので5V。つまり、その電力を使えば、48Vを遮断するためのリレーを動かせそう、ということで、Raspberry Pi からの信号出力を 5V でスイッチングできるようにするためのリレー回路をライザーとして制作しました。
↓きたない半田面(笑)
Raspberry Pi にはじめからついているネジ穴を利用してライザー化。
これにコネクターをつけて、バッテリーからの電力供給と、スイッチ信号の戻しを両方行います。