ぱんどらの日常プロジェクト

ぱんどらのはこの、料理以外の日常プロジェクトの日記です。

自動切替導入完了!

2014-04-26 16:35:57 | 発電

AC100V接点、接点定格10A、コイル定格AC100Vというリレーを購入しまして、電力の自動切替をすることにしました。1000Wくらいまではこれで自動切替です。

写真は、引き込み口すぐ下に導入したリレーです。仕組みは至ってシンプル。写真の右側から電力が二本、入って来ています。下の線は東京電力(火力、と私は呼んでいます)、上の線は太陽パネルからのものです。太陽パネルから入る電力は、そのままリレーのコイルに接続されています。このリレーは2c(2極2接点)という仕様で、コイルに電圧がかかっていないときは出力側(左側)の二本の端子と右下の端子がそれぞれ結合されます。太陽パネルシステムからの電力(右上)から電圧が印可されるとコイルに電圧がかかりリレーが動作します。このとき、右下の電力から切り離され、右上の電力へ切り替わる、という仕組みです。

「屋内の配線を切り替えるにはどうしよう、コンピューターから信号送って切り替えるのは面倒だな」と思っていたのですが、なんだ、すごい簡単じゃん。こういう動きをする切り替え器が市販されていますが、15,000円くらいします。このリレー、リレーソケットを含めてたったの1,260円です。実は2セット買いました。

リレーは所詮物理スイッチなので、瞬断する(一瞬電力が途切れる)ことを覚悟していました。ところが、テレビの電力をこれで切り替えたところ、まったく影響ありません。テレビの電源ユニット内に、安定化のための大きなコンデンサーが入っているのでしょう。リレー切換えの際の瞬断くらいではテレビは落ちません。つまり、切り替えても気がつかないくらいです。

これで、今後は切換え作業をまったくしなくてもプログラム制御で屋内のいくつかの電気機器を「昼間は太陽発電、夜間は東京電力」と切り替えて使うことができるようになりました。めでたしめでたし。なんとか台所まで線を引いて、冷蔵庫をこれで切り替えられるようにしたいと思っています。


出力制御装置を追加

2014-04-12 18:42:52 | 発電

久しぶりに作業する時間ができまして、制御装置を制作完成、導入しました。

構成は、以下のような感じ

  1. Raspberry-pi :制御コンピューター(Linux)
  2. DC5V駆動のリレー:6V低電力をスイッチ
  3. DC48V→DC6Vコンバーター:Raspberry-pi に電力供給
  4. DC6V駆動のリレー:48V低電力をスイッチ
  5. DC48V駆動のリレー:48V大電力をスイッチ

1.2.は屋内に、3~5は屋外の集線箱内に接地されています。こちらの写真は、集線箱内のインバーター、DC6V、DC48Vのリレーです。

こちらはRaspberry-pi 側にアドオンされた、電力供給の受け口と、5V-6Vのリレー基盤を乗っけたRaspberry-piそのものです。こちらはテレビの下に陣取っています。

Raspberry-piには、制御用ライブラリーが導入されていて、Javaのコードで集線箱の中にある大規模パワーリレーをオン・オフできます。また、こちらにはTomcatもインストールされていますので、充電コントローラーからのデータを集積して解析する部分はこちらに構築し、発電状況に応じて自動的に電力の供給をオン・オフするようにしていきます。

このRaspberry-piは、太陽光発電~充電バッテリーに直結していますので、24時間、DCから電力を得て稼働し続けます。停電も関係なく動きます。DC電力で稼働できるLANスイッチってないものかしら。