終盤戦突入

９月に入り、渓流シーズンも残り１ヶ月となった。
ぼろぞうきんの日々は相変わらず続いていて、体のあちこちに支障が出てきている。
とくに目が痛い。
眼科に行ったら、「疲労ですね」と言われた。
そんなことはわかっている。
とにかく痛みを取り除いてほしいだけだ。



久々のホームリバーは増水でびっくり。

濁りはないものの、いつもはチャラ瀬のところが腰までの渡渉を強いられた。
岸際の草木はなぎ倒されている。
台風の影響がだいぶあったことを知った。




シンキングミノーもどんどん流されてしまって、釣れる気がしない。
こういう時は、あえて速引きをして、本当にやる気がある奴だけを狙った方がいい。

対岸の緩やかな流れの岸際にミノーを打ち込み、クロスでがんがん引いて来たら、流心でバイトしたやる気満々のヤマメ。
ミノーをがっぷり咥えてくれている。
流れがきついので、サイズのわりにファイトを楽しめた。
写真ではわからないが、口からコオロギの触覚が出ていた。
お腹もぷっくり膨れていて、豪華な朝食中にミノーまで食らってくれたわけだ。


遡行が難しくなったので、支流に逃げた。
こちらも水が多い。
本流から大物が差してきてくれればと願ったが、そうそううまい話は無く、チビの数を重ね続けた。
どうにか写真を撮る気になったのは１尾だけ。

ジンクリアの水に磨かれたパーマークが美しい。


朝だけと決めていたので、早々に納竿。

林道に這い上がったら、目の前にはミズヒキの赤い花。
秋の始まりを感じる色だ。
季節はきちんと進んでいる。