お気楽ナチュラリスト

都内に住んでも心はナチュラリスト。
週末は山と川で遊びたい。

【悲報】 高ケツ圧に注意

2018年03月18日 | 釣り
テレビのニュースでは桜の開花宣言がどうとか…、あれだけ寒かった冬なのに、温かくなってくると桜も浮足立って蕾がほころんでしまうのか。
一方で解禁三週目の渓はまだ寒い。入渓時の気温は1℃。


身体がまだ目覚めきっていないのか、気温が低いせいなのか、体の動きが鈍いまま歩き始めたのがよくなかった。
とある入渓点で、「滑りそうだな…」と思った瞬間、つるん!

まるで漫画のように体が宙に浮き、そのまま右側のお尻からどすんと落ちた。

 あいたたた…

その1秒後に、はっと気づいた。ロッド折れちゃったかな?


ロッドは右腰のホルダーに着けたまま転倒した。
半ばあきらめがちに手をロッドに伸ばすと、どうやら折れてはいないようだ。
ホッとして立ち上がり、ロッドを取ろうと再び腰のホルダーに手を伸ばすと、いつもと感触が違う。

「ん??? あああー!!」



がーん!

なんと、リールフットがぼっきり折れてしまった。

マグネシウムに匹敵する剛性をもつ高密度カーボン樹脂素材であるザイオンをへし折っちまったのだ。
ダイワの技術も私のケツ(尻)圧にはかなわなかったということか。
いくら私が高血圧だからといって、ケツ圧まで高いとは思わなかった。


一方でロッドのリールシートは無傷であった。
すごいぞ、テンリュウ!


すごすごと車に戻り、たまたま積んであった予備のリールを取り出す。
ロッドは万が一のことを考えて、こちらも予備を使うことにした。



本日の釣果は、26cmのイワナ1匹で終了。

テンションがた落ちで殺気が消えていたのがよかったのか、BLINK60LANCEが今季初のイワナを連れてきてくれた。


陽が昇るにつれて花粉も舞い、さらにテンションが下がってきたので、さっさと納竿。
鼻水と涙と目のかゆみに耐えながら帰宅した。



さてさて、華々しく散ったカルディアをどうしようか?
このリールを実践投入したのが、2015年9月。シーズン終了間際の奥飛騨だった。
それから2016シーズン、2017シーズンと使い続け、2018シーズンの春に今回の事故に至った。
使い勝手がよく、とても気に入っていたが、短命であった。

おそらく、パーツはまだメーカーに残っていると思うので、修理は可能だろう。
ただ、あれだけ派手にすっころんだのに、ケガがなく、またロッドやザックに入れていたカメラも無事だったことを考えると、リールは「身代わり地蔵」だったのではないだろうか。
ならば、このまま成仏させてあげるのが、慈悲というものか。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ヒルマ)
2018-03-18 19:17:00
こんばんは、凄い壊れ方ですね・・・
お怪我がなくて何よりです

竿を折るのは得意なので、予備を持ち歩いていますが
リールの予備はあまり持って行ってません、
もしもの為にはリールの予備も必要ですね!
返信する
お返事 (papachan)
2018-03-18 21:11:39
>ヒルマさん
こんばんは!
リールフットを折ったのは初めてです。
なんともお恥ずかしい限りで…。
ケガが無かっただけでも、もうけものだったのかもしれませんね。
注意一秒、ケガ一生。これからはもっと気をつけます。
返信する
素晴らしい (高崎)
2018-03-21 10:40:12
なんと、殺気を消す隠遁の術を習得なさったようで、、、、
大けがしたリ-ル様様ではありませんか。
これで今シーズンは爆釣が約束されたようなもの、羨ましい限りです。
ちなみに僕は本物の高血圧患者で薬でなんとかなっちょります。
返信する
お返事 (papachan)
2018-03-21 12:40:52
>高崎さん
こんにちは!
新しいリールが到着したので、あっという間にテンションMAX!
会得した術はどこへやら(笑)

私も高血圧で、薬のお世話になっております。
ケツ圧の方は、ダイエットしないとダメですね。(笑)
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