2016ファーストフィッシュと蕗の薹

２０１６渓流シーズンが始まった。
まずはホームリバーに挨拶を。

この冬は暖冬傾向の上、少雨だった。
今日も水の冷たさはそれほど感じないけれど、水量が乏しいためか渓魚の反応がほとんどない。
淵からときおりゆら～と追いかけてくるだけ。
なかなかバイトまで至らない。


ファーストフィッシュは、朝日が谷底を照らしてからだった。

ちっちゃいけど、貴重な今期の初物。
今年もよろしく。


２尾目もベイビー。



ちょっと枝沢ものぞいてみる。
足を踏み入れた瞬間わかるほど、水はつめたい。



小さなスポットからまずまずのイワナが出てくれた。



シーズン初釣行は、儀式みたいなもの。
サイズは上がらなくても、十分満足した。


暖冬の山は、いつもよりやや早めにプレゼントをもたらしてくれた。

春を告げるフキノトウ。
いつも摘んでいる場所だが、例年より１週間ほど早いお出ましだ。


夕飯用に手ごろなサイズを選んで摘んだ。
フキノトウはアクが強いので、ちょっとでも傷がつくとそこからみるみる黒ずんでくる。
摘むときは、やや深く掘って根元から摘む。
調理するときは、黒ずんだ根元を包丁でカットすればいい。


夕飯は、定番のフキノトウの天ぷらとフキノトウの味噌汁。
これは必ず自分が調理する。
カミさんは菜の花のグラタンを作った。

フキノトウの味噌汁を一口すすれば、鼻から鮮烈な香りが抜けていく。
天ぷらもカラッと揚がったアツアツを塩でいただく。
菜の花のグラタンも、春の味だ。


今年も無事に春を迎えられた。