お気楽ナチュラリスト

都内に住んでも心はナチュラリスト。
週末は山と川で遊びたい。

伝授

2020年03月22日 | ファミリー
今年は暖冬だったので、例年より1ヶ月早く小屋開けをすることに決めた。

息子を連れてお彼岸の三連休に長野入り。
「フキノトウが嫌というほど食えるぞ」と誘ったら、山菜好きの彼はホイホイついてきた。
今回は、息子に小屋開けのノウハウを伝授するのが裏の目的だ。


街中で買い物を済ませたのちに、小屋へ向かう。
街中は小雨だったが、小屋付近では雪が舞っていた。
だが、これも小1時間だけ。
すぐに日差しが戻ってきた。
水道、ガス、電気のチェックが終わったら、掃除と布団干し。


昨年の台風のせいだと思うが、小屋裏の斜面の木が一本倒れていた。
息子と二人で引きずり降ろして、チェーンソーで解体。

久しぶりのチェーンソーで、ちょっと腰が引けてる。(笑)


側溝の落ち葉や泥を取り除き、枝を拾う。
息子は焚火番。



昼飯用にジャガイモをアルミホイルで包んで焚火に突っ込んでおいた。



1時間も放置しておけば、いい感じのベイクドポテトができあがる。
作業もはかどり、腹も減った。



厚切りベーコンとジャガイモの組み合わせは最強。
ビールを買ってくるのを忘れたのが痛い。



じゃがバターを考えた人は天才だな。
皮の所が特に美味しい。



夕飯用にフキノトウを摘みに行く。
これも暖冬のため、例年より早く出ていた。

コロコロして形のいいものだけを摘んでいく。


ちょっと採りすぎたかな。



食べごろのサイズは天ぷらに。
あとはフキノトウ味噌を作った。

栃尾の油揚げにフキノトウ味噌をたっぷりのせて食べる。
もうたまらん。


朝だけちょっと釣りに行ったが、なんと今季初のボウズをくらった。
台風の影響で、小屋の近くの川は壊滅的な状況だった。



息子にいろいろ伝えながらの小屋開け作業は楽しい時間であった。
私が父親からこの小屋を引き継いだように、いつかは息子に引き渡す日が来るのだろう。
それはまだしばらく先のこととはいえ、人生いつどうなるかはわからない。
早めに準備しておくに越したことはない。
伝授すべきことはまだまだたくさんあるのだ。
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2 コメント

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いい一日 (高崎)
2020-03-23 00:34:35
息子さんと二人で小屋開け、いい一日になりましたね~!
フキ味噌でちびり、天ぷらとお蕎麦の取り合わせも完璧だす。
ベ-コンとじゃがバタ-もそそられるな~、やっぱり食の楽しみが人生最高のひと時だという証のような一日を見せて頂きました~!
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お返事 (papachan)
2020-03-23 22:34:01
>高崎さん
こんにちは!
高崎さんにはかないませんが、季節ごとの自然の恵みをいただく楽しみは、人生を豊かにしてくれると思っております。
とくに山菜の時季はそう感じますね。
息子もあと2年で成人するので、山菜を肴に酒を酌み交わせるようになる日がくるのを楽しみにしています。
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