今シーズンは、とにかく充実の一言に尽きる。
人事異動で今までより精神的に余裕のある生活を送れるようになり、それが余暇の充実につながっていると思える。
久しぶりに尺イワナにも出会えて、満足したシーズンだった。
では、恒例のシーズン総括をはじめよう。
天候
前半は安定、後半は不安定という、大まかにいうとそんなイメージ。
とくに週末に雨にたたられるということはなかった。
コラボや遠征時によい天気に恵まれたのは日ごろの行いのよさか?(笑)
8月中旬以降は、秋雨前線+台風の影響で毎日が雨続きだったのがちょっと残念であった。
9月に大きな台風もあったが、釣りに関していえば、支流を攻めることで大きな支障はなかったと言える。
フィールド
釣行回数は、17回。
ホームを中心にしたチョイ釣りが多かった。
新たなフィールドへの挑戦は北アルプスの左俣谷だけにとどまった。
黒部にも足を延ばしたかったが、日程のやりくりがうまくいかず、今年は断念。来季こそは再挑戦したいものだ。
そのかわり、南アルプス源流ではいい釣りができた。来年もまた同じ時期に行ってみたい。
上小は結局1回で終わってしまった。春・夏・秋と3回行けるのが理想なのだが。
いろいろ行きたい場所が増えてしまって、困ってしまうのである。
今シーズンに訪れた川は以下のとおり。
・秋川とその支流(東京都)
・多摩川源流域(山梨県)
・相模川水系支流(山梨県)
・富士川水系支流(山梨県)
・上小管内(長野県)
・南アルプス源流域
・蒲田川支流左俣谷(岐阜県)
・湯檜曽川(群馬県)
釣果
冒頭にも書いたが、久しぶりの尺に興奮したシーズンだった。
2013年、2014年と空振り続いていたので、久々の大物にしびれた。
まずは、モローさんとのコラボ釣行の時にぶちあげた32cmのイワナ。
同じポイントで泣き尺も出たので、もう有頂天になってしまった。
次は、shinichiさんと一緒に楽しんだ南アルプス源流で出たヤマトイワナ! ジャスト30cm!
感無量とはまさにこのことである。
ヤマメは、26cm止まり。なかなか尺には届かないなぁ。
この日はsoraさんとのコラボだったが、とにかく水が少なくて苦戦した。
その中でのこの1尾は、本当にラッキーだった。
シーズンラストは、お仲間から尺ヤマメ情報が連発したので、来期の9月はブナの入った尺ヤマメを追いかけてみたい。
今期は2回のボウズを経験した。
1シーズンに2回もボウズがあるなんて、このブログ始まって以来のこと。
つまり、10年に一度のことである。
たまにはそういうこともある。釣りでボウズって、結構な徒労感があるんだよね。
自然の中で竿を振れるだけで満足なんて、そこまで高尚に枯れてはいない(笑)。
それから、今シーズンは、アマゴを釣りに行く機会がなかった。
あの朱点を見ないで終わってしまったのも、ちょっと残念であった。
タックル・その他
私にしては、大きな買い物が続いた。
まずは、正確にはタックルではないが、テントの購入。
マウンテンハードウェアのスーパーメガUL2。
本体がメッシュの超軽量テント。
自分にしては、かなり冒険的なチョイスだったが、使い心地はまずまず。
ただ、強風や大雨の際の信用性はまだ未知数である。
また、南アで使ったとき、フライと本体との間に入り込む無数の虫たちを見て、あまり気持ちのよい感じはしなかった。
もちろん、テントの本体内側に入ることないが、寝ころんで上を見上げると、いろんな虫がぶんぶん飛び交っているのである。
メッシュでスケスケなので仕方がないことだが、けっこう複雑な心境になる(笑)
虫が苦手な人には不向きなテントである。
つぎは、ロッド。
源流釣行用のパックロッドとして、テンリュウのレイズ・インテグラル50L-4を購入。
アブ以外のロッドは久々である。
作りが丁寧で扱いやすい。
釣り味については何も不満はないが、唯一の難点はティップが緩みやすいこと。
南アで退渓時に紛失。
実は最終釣行でも、退渓時に紛失した。
そんなひどい藪漕ぎはしていないのだが、ラインを通しておかないと、すぐに緩んで外れてしまうようだ。
出費が痛い…。
リールも購入した。
ここ数年はアブガルシアのレボネオスを使用していたが、シーズン途中でベイルが故障して修理。
その後もリーリングに違和感が続いた。
毎回、オイルを注入しているが、2~3時間使っていると著しく回転が悪くなる。
そこで思い切ってダイワの14カルディア2004Hを購入した。
まだ3回しか使っていないが、とてもなめらかで使いやすい。
一番驚いたのは、糸ヨレが生じないこと。
スピニングリールの糸ヨレは宿命的なものとしてあきらめていたが、ダイワのツイストバスターという糸ヨレ防止機能は大変優れていることがわかった。
それからこれもタックルではないが、ラッシュガード。
夏の濡れる釣行では、威力を発揮する。
ただ、私はぴちぴちした着心地がちょっと苦手である。
今後着るかどうかは、私の減量次第にかかっているかも。
最後は、自作のロッドケース。
簡単DIYで満足している。
ロッドティップの紛失を避けるためには、これを持ち歩くことが最善策なのかな。
そして、そして、今シーズンもお仲間の皆さんが作成したハンドメイドミノーは大活躍。
soraさんのミノーは、今シーズンのベストサイズのヤマメを引き出した。
モローさんのapendは、ブログ10周年記念スペシャルカラー。源流のイワナに威力を発揮。
shinichiさんのミノーは、いつだってよいイワナとの出会いを演出してくれる。
みんな大切な宝物ばかり。
コラボ釣行
今シーズンは、8回のコラボ釣行が実現した。
Landlockerさんには、大雨、大増水のなか釣らせていただいたことに感謝。
魚信さんとのコラボも久しぶりだったが、そこにマサハルくんが加わったことで、また楽しさが膨らんだ。
キャピキャピ隊も滞りなく出動。ヤマメの刺身を堪能したことはよい思い出である。
shinichiさんとは、遠征&温泉旅行(?)で豊かな時間をすごした。
尺イワナは、それぞれモローさん、shinichiさんとのコラボで出てきた。コラボは幸運を呼び込むのだ。
ブログ10周年記念テント泊釣行は、荒天により中止したが、また来季に企画することにしよう。
皆さんのおかげで楽しいひと時を共有できたことは、何よりもうれしいことである。
ありがとうございました。すべてに大きな感謝を。また、よろしくお願いいたします。
・5月24日「モローさんと源流コラボ」 (モローさん)
・6月13日「水無月狂詩曲」 (soraさん)
・6月21日「今回のところはこれぐらいで…」 (Landlockerさん)
・7月11日「つんつるてん」 (魚信さん)
・8月1~2日「人も集まる、熊も出る、南アルプス源流釣行2015」 (shinichiさん)
・8月8日「New Face」 (魚信さん、マサハルくん)
・9月5~6日「奥飛騨エレジー」 (shinichiさん)
・9月13日「渓流割烹」 (あなさん、soraさん、shinichiさん)
ブログ開始以来10回目の渓流シーズンが終了した。
周年でいうと、来年5月で満10年、いわゆる10周年となる。
人間ドックの結果は年々悪くなっていくけれど、気持ち的にはどんどん楽しくなっていく。
年をとることによって増えていく楽しさや余裕というものがあるんだとつくづく感じるところである。
来年の渓流シーズンは、どんな楽しさが待っているのか。
きっと新しい出会いや新しい発見に心が躍るのだろう。
みなさま、これからもよろしくお願いいたします。
人事異動で今までより精神的に余裕のある生活を送れるようになり、それが余暇の充実につながっていると思える。
久しぶりに尺イワナにも出会えて、満足したシーズンだった。
では、恒例のシーズン総括をはじめよう。
天候
前半は安定、後半は不安定という、大まかにいうとそんなイメージ。
とくに週末に雨にたたられるということはなかった。
コラボや遠征時によい天気に恵まれたのは日ごろの行いのよさか?(笑)
8月中旬以降は、秋雨前線+台風の影響で毎日が雨続きだったのがちょっと残念であった。
9月に大きな台風もあったが、釣りに関していえば、支流を攻めることで大きな支障はなかったと言える。
フィールド
釣行回数は、17回。
ホームを中心にしたチョイ釣りが多かった。
新たなフィールドへの挑戦は北アルプスの左俣谷だけにとどまった。
黒部にも足を延ばしたかったが、日程のやりくりがうまくいかず、今年は断念。来季こそは再挑戦したいものだ。
そのかわり、南アルプス源流ではいい釣りができた。来年もまた同じ時期に行ってみたい。
上小は結局1回で終わってしまった。春・夏・秋と3回行けるのが理想なのだが。
いろいろ行きたい場所が増えてしまって、困ってしまうのである。
今シーズンに訪れた川は以下のとおり。
・秋川とその支流(東京都)
・多摩川源流域(山梨県)
・相模川水系支流(山梨県)
・富士川水系支流(山梨県)
・上小管内(長野県)
・南アルプス源流域
・蒲田川支流左俣谷(岐阜県)
・湯檜曽川(群馬県)
釣果
冒頭にも書いたが、久しぶりの尺に興奮したシーズンだった。
2013年、2014年と空振り続いていたので、久々の大物にしびれた。
まずは、モローさんとのコラボ釣行の時にぶちあげた32cmのイワナ。
同じポイントで泣き尺も出たので、もう有頂天になってしまった。
次は、shinichiさんと一緒に楽しんだ南アルプス源流で出たヤマトイワナ! ジャスト30cm!
感無量とはまさにこのことである。
ヤマメは、26cm止まり。なかなか尺には届かないなぁ。
この日はsoraさんとのコラボだったが、とにかく水が少なくて苦戦した。
その中でのこの1尾は、本当にラッキーだった。
シーズンラストは、お仲間から尺ヤマメ情報が連発したので、来期の9月はブナの入った尺ヤマメを追いかけてみたい。
今期は2回のボウズを経験した。
1シーズンに2回もボウズがあるなんて、このブログ始まって以来のこと。
つまり、10年に一度のことである。
たまにはそういうこともある。釣りでボウズって、結構な徒労感があるんだよね。
自然の中で竿を振れるだけで満足なんて、そこまで高尚に枯れてはいない(笑)。
それから、今シーズンは、アマゴを釣りに行く機会がなかった。
あの朱点を見ないで終わってしまったのも、ちょっと残念であった。
タックル・その他
私にしては、大きな買い物が続いた。
まずは、正確にはタックルではないが、テントの購入。
マウンテンハードウェアのスーパーメガUL2。
本体がメッシュの超軽量テント。
自分にしては、かなり冒険的なチョイスだったが、使い心地はまずまず。
ただ、強風や大雨の際の信用性はまだ未知数である。
また、南アで使ったとき、フライと本体との間に入り込む無数の虫たちを見て、あまり気持ちのよい感じはしなかった。
もちろん、テントの本体内側に入ることないが、寝ころんで上を見上げると、いろんな虫がぶんぶん飛び交っているのである。
メッシュでスケスケなので仕方がないことだが、けっこう複雑な心境になる(笑)
虫が苦手な人には不向きなテントである。
つぎは、ロッド。
源流釣行用のパックロッドとして、テンリュウのレイズ・インテグラル50L-4を購入。
アブ以外のロッドは久々である。
作りが丁寧で扱いやすい。
釣り味については何も不満はないが、唯一の難点はティップが緩みやすいこと。
南アで退渓時に紛失。
実は最終釣行でも、退渓時に紛失した。
そんなひどい藪漕ぎはしていないのだが、ラインを通しておかないと、すぐに緩んで外れてしまうようだ。
出費が痛い…。
リールも購入した。
ここ数年はアブガルシアのレボネオスを使用していたが、シーズン途中でベイルが故障して修理。
その後もリーリングに違和感が続いた。
毎回、オイルを注入しているが、2~3時間使っていると著しく回転が悪くなる。
そこで思い切ってダイワの14カルディア2004Hを購入した。
まだ3回しか使っていないが、とてもなめらかで使いやすい。
一番驚いたのは、糸ヨレが生じないこと。
スピニングリールの糸ヨレは宿命的なものとしてあきらめていたが、ダイワのツイストバスターという糸ヨレ防止機能は大変優れていることがわかった。
それからこれもタックルではないが、ラッシュガード。
夏の濡れる釣行では、威力を発揮する。
ただ、私はぴちぴちした着心地がちょっと苦手である。
今後着るかどうかは、私の減量次第にかかっているかも。
最後は、自作のロッドケース。
簡単DIYで満足している。
ロッドティップの紛失を避けるためには、これを持ち歩くことが最善策なのかな。
そして、そして、今シーズンもお仲間の皆さんが作成したハンドメイドミノーは大活躍。
soraさんのミノーは、今シーズンのベストサイズのヤマメを引き出した。
モローさんのapendは、ブログ10周年記念スペシャルカラー。源流のイワナに威力を発揮。
shinichiさんのミノーは、いつだってよいイワナとの出会いを演出してくれる。
みんな大切な宝物ばかり。
コラボ釣行
今シーズンは、8回のコラボ釣行が実現した。
Landlockerさんには、大雨、大増水のなか釣らせていただいたことに感謝。
魚信さんとのコラボも久しぶりだったが、そこにマサハルくんが加わったことで、また楽しさが膨らんだ。
キャピキャピ隊も滞りなく出動。ヤマメの刺身を堪能したことはよい思い出である。
shinichiさんとは、遠征&温泉旅行(?)で豊かな時間をすごした。
尺イワナは、それぞれモローさん、shinichiさんとのコラボで出てきた。コラボは幸運を呼び込むのだ。
ブログ10周年記念テント泊釣行は、荒天により中止したが、また来季に企画することにしよう。
皆さんのおかげで楽しいひと時を共有できたことは、何よりもうれしいことである。
ありがとうございました。すべてに大きな感謝を。また、よろしくお願いいたします。
・5月24日「モローさんと源流コラボ」 (モローさん)
・6月13日「水無月狂詩曲」 (soraさん)
・6月21日「今回のところはこれぐらいで…」 (Landlockerさん)
・7月11日「つんつるてん」 (魚信さん)
・8月1~2日「人も集まる、熊も出る、南アルプス源流釣行2015」 (shinichiさん)
・8月8日「New Face」 (魚信さん、マサハルくん)
・9月5~6日「奥飛騨エレジー」 (shinichiさん)
・9月13日「渓流割烹」 (あなさん、soraさん、shinichiさん)
ブログ開始以来10回目の渓流シーズンが終了した。
周年でいうと、来年5月で満10年、いわゆる10周年となる。
人間ドックの結果は年々悪くなっていくけれど、気持ち的にはどんどん楽しくなっていく。
年をとることによって増えていく楽しさや余裕というものがあるんだとつくづく感じるところである。
来年の渓流シーズンは、どんな楽しさが待っているのか。
きっと新しい出会いや新しい発見に心が躍るのだろう。
みなさま、これからもよろしくお願いいたします。
尺イワナは2本ともワイルドな面持ちですし、ヤマメの26㎝も立派です!
サイズじゃないとか言いながらも、やはりずっしり重い引きと
やり取りを楽しむのは、格別ですものね。
ブログも10年を超え、益々楽しい釣りになりますように!
こんばんは!
おかげさまでサイズに恵まれたシーズンになりました。
サイズを狙っているわけではないのですが、やっぱり大きいのが釣れれば嬉しいですね。
つらつらと書いてきたブログも10年目。jbopperさんにはたくさんのコメントをいただいていて、いつも感謝しています。
これからもよろしくお願いいたします。
長野県は、まだ犀川殖産のニジマスがありますが、
現在は水温低下中で厳しい模様です。完全に水温が低下して安定すると活性が戻ってくるようなのですが。
来シーズンこそドデカイ魚のコラボしましょうね。
こんばんは!
犀川殖産、すごく興味があるのですが、うちからだと結構距離があるので、なかなか行く決心がつきません。
そんなこと言っているようでは、ビッグワンにはたどり着けないことはわかっているのですが…。
Landlockerさんと大物祭りに繰り出すのは、私の夢の一つです。
>マサハルくん
こんばんは!
尺イワナ、おめでとうございます!
有終の美を飾りましたね。
細々と続けているブログですが、今後もどうぞよろしくお願いいたします。