お気楽ナチュラリスト

都内に住んでも心はナチュラリスト。
週末は山と川で遊びたい。

チェッカーズ!?

2015年10月19日 | 登山
10月も半ばを過ぎ、秋真っ盛り。
都会で暮らしていても朝晩は冷え込みを感じるのに、10月18日はポカポカ陽気の秋晴れとなった。
これも日ごろの行いのよさか。
そんな素晴らしい秋の一日を北八ツで楽しもうと4人が集まった。
shinichiさん、GOさん、Yukinaさん、そして私papachan。
朝、集まって大笑い。なぜか4人ともチェックの山シャツ。
まさにチェッカーズ!!
これだけで十分ネタになる(笑)と考えるところがブロガー魂である。

楽しい一日になりそう。
朝一のロープウェイで出発だ。



カラマツの黄葉をめでながら、7分の空中散歩。
あっという間に、坪庭に到着。

今日は、写真と撮りながらぶらぶら登っていくのだ。
先を急ぐ登山者を横目にのんびり歩いていく。


坪庭から上はすでに紅葉は終わっていたが、濃紺の快晴の空なら何だって素晴らしい被写体になる。


ロープウェイで一気に高度を上げた影響か、Yukinaさんはちょっと呼吸が苦しそう。
でも、展望のきく登山道なら、気も紛れる。


みんなの後ろ姿が絵になるなぁ。
shinichiさんは、あまりの天気のよさにすでに半袖。
あれれ、チェッカーズは解散ですか?(笑)



坪庭からちょっとした急登が終わると、すぐに北横岳ヒュッテについた。


少し休憩してから七ツ池を見に行く。

もう1~2週間早く来られたら、紅葉が水面を彩り、素晴らしい景観だったに違いない。
いまは、ちょっと寂しい感じかな。


ヒュッテからは、ひと登りで北横岳南峰にたどり着く。

 
そしてこの景色!

南八ツとその広大なすそ野の先には南アがそびえる。
さらに目を西に向ければ、北アの峰々が目に飛び込んでくる。

なんて贅沢なロケーション。

さらに北横岳北峰に移動し、本日の最高点2480mのピークを踏む。


無風快晴の中、写真にランチに優雅な時間を過ごす。


大河原峠方面はカラマツの黄葉が見事だ。



山頂ラーメンを楽しんだあとは、本日のメイン(?)の三ツ岳へ。
いったん来た道を戻り、北横岳ヒュッテの先に三ツ岳へ続く分岐に出る。

こちらへ踏み込む登山者は圧倒的に少数派である。
気を付けて登れば、そんなに危ないところではない。
とかなんとか言っておいて、このあと私は滑って足首を捻挫するんだけどね。。。

大岩が重なるこの岩稜は、アスレチックみたいで楽しい。


Ⅲ峰の手前がちょっと高度感のある鎖場があったりして、北横岳の登山道とは趣を異にする。




今日は絵になる写真が多いなぁ。みんなかっこいいぞ!


急ぐ登山ではない。
ピークごとに休憩を取りながら、絶景を楽しむにはもってこいの日である。

三ツ岳は、3つの小ピークを持つ山。
Ⅲ峰、Ⅱ峰、Ⅰ峰とだんだん低くなっていく。
Ⅰ峰を越えれば、あとはどんどん下降する。
いったん鞍部まで下ってから、雨池山の登り返し。
展望のないピークを過ぎれば、10分ほど下って雨池峠にたどり着く。

ここからはメルヘンチックな草原歩きになる。

秋の午後は、柔らかい日差しに包まれる。
金色の景色の中、木道を進むとトンガリ屋根のあの小屋が見えてきた。

縞枯山荘。いつ見てもジブリっぽい。

小屋を過ぎればいよいよフィナーレ。
坪庭に戻ってきた。

溶岩で形成された特異な坪庭の景観、大展望の北横岳のピーク、適度な岩稜の三ツ岳、そしてメルヘンな草原。
ゆっくりのんびり魅力たっぷりの北八ツの秋を楽しんだ。

もちろん最後はコレ!

コケモモとバニラのミックスソフト。うまい~!


shinichiさん、GOさん、Yukinaさん、ありがとうございました!
また、いいところに行きましょう。
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