ヤマメ・アマゴの生息域における大菩薩嶺境界説を立証するため、今日(7/26)は真木川に出撃。
大菩薩嶺から南北に延びる稜線が、ヤマメとアマゴの境界線だと予想している。
先週は、大菩薩嶺西側を流れる日川でアマゴを釣り上げ、自説証明に一歩前進した。
ということで今日は東側、真木川に入ることに決めた。
ここでヤマメが釣れれば、万事OK、予想的中、証明完了に限りなく近づくこととなる。
真木川は相模川上流にあたる笹子川に注ぐ支流だ。
もちろん訪れるのは今回が初めて。
はじめての川は入渓点を見極めるのが一苦労だ。
何度か橋を渡るたびに車をとめて川を見下ろすが、結構谷が深い。
ようやく適当な入渓点が見つかり、車を止める。
川に降りたら、目の前にいた鹿が驚いて逃げ出した。
鹿も相当驚いただろうが、こっちも腰が抜けそうになった。
ここ数日の雨でほんのちょっと濁りがある感じだが、かえって水量はほどよい具合。
渓相も日川に似ていて、川底の白い砂が目立つ。
だが、魚の反応が渋い。
ルアーをサッと見て、サッと戻ってしまう。
見に来るのはまだいい方で、ルアーが着水した瞬間に脱兎のごとく下流に逃げる魚影も一度や二度じゃなかった。
おそらく昨日のものと思われる足跡やゴミがあったので、相当叩かれたのだろう。
いかにも出そうな大場所は全くの無反応。
ようやく出たチビイワナは、分流の小さな落ち込みからだった。
もう一尾チビスケを追加してから、この堰堤で脱渓。
どうもイワナしか出ないようなので、下流に大移動する。
真木温泉付近から再度入渓。
明るい里川の雰囲気。
夏の日差しがジリジリと熱い。
実は、昨日、疑似餌竿振侍さんとのコラボによるルアーが到着した。
フローティングの50mm。アワビ仕様の豪華版。美しい!
(疑似さん、ありがとうございます!!)
今日は、このルアーのテストも兼ねている。
よく水を噛んで、プリプリ泳ぐ。
トゥイッチを加えると、アワビの光が強烈にアピール。
アワビの光に誘われて、魚はわらわら出てきた。
だ・け・ど…、なぜか釣れない。
口を使ってくれないのだ。
その代わり、怒り狂ったようにどかーんとルアーに体当たりしてくる。
スレでもいいから掛かって~、というむなしい願いも叶わず、コラボルアーでの1匹は遠かった。
疑似さん、ごめん。次、がんばるから。
さて、釣らないことには、今日の目的は達成されない。
困ったときのなんとか頼みというわけで、伝家の宝刀「ストゥープ」を投入。
水深が浅い瀬をスピーディーにリトリーブして、活性の高い個体を誘う。
瀬の中心から元気よくルアーに飛びついたのは、こいつだ。
ジャスト20cmのヤマメ。 ん? ヤマメか?
ガーン! わずかに赤い斑点がある。
よく見なければわからないほどだ。
強いて言うなら「アマゴモドキ」か。
次に釣れたのは、オチビさん。
これはヤマメだ。
次のチビは、、、
いや~ん。側線上にほんのわずか赤い斑点がある。モドキだ。
本日最後に釣れた22cmの良型は…
朱点無し! ヤマメだ。
このあと、美しい渓流には誠に不釣り合いな人工物が立ちはだかった。
砂防堰堤の建設途中なのだろうか。それにしては巨大過ぎる。
ダムの骨組みのようにも見えるが、いったい何なんだろう?
この醜悪な建造物をくぐって先に進むのも気が滅入ってしまい、ここで納竿とした。
さてさて、本日の結果は、イワナ2、ヤマメ2、アマゴモドキ2、である。
これをどう受け止めようか。
そもそも自然界の生き物に対して、その生息域にきっかり線引きをすることの方が不自然なのだろうか。
すっきりしない、もやもや感いっぱいの複雑な心境で家に帰った。
大菩薩嶺から南北に延びる稜線が、ヤマメとアマゴの境界線だと予想している。
先週は、大菩薩嶺西側を流れる日川でアマゴを釣り上げ、自説証明に一歩前進した。
ということで今日は東側、真木川に入ることに決めた。
ここでヤマメが釣れれば、万事OK、予想的中、証明完了に限りなく近づくこととなる。
真木川は相模川上流にあたる笹子川に注ぐ支流だ。
もちろん訪れるのは今回が初めて。
はじめての川は入渓点を見極めるのが一苦労だ。
何度か橋を渡るたびに車をとめて川を見下ろすが、結構谷が深い。
ようやく適当な入渓点が見つかり、車を止める。
川に降りたら、目の前にいた鹿が驚いて逃げ出した。
鹿も相当驚いただろうが、こっちも腰が抜けそうになった。
ここ数日の雨でほんのちょっと濁りがある感じだが、かえって水量はほどよい具合。
渓相も日川に似ていて、川底の白い砂が目立つ。
だが、魚の反応が渋い。
ルアーをサッと見て、サッと戻ってしまう。
見に来るのはまだいい方で、ルアーが着水した瞬間に脱兎のごとく下流に逃げる魚影も一度や二度じゃなかった。
おそらく昨日のものと思われる足跡やゴミがあったので、相当叩かれたのだろう。
いかにも出そうな大場所は全くの無反応。
ようやく出たチビイワナは、分流の小さな落ち込みからだった。
もう一尾チビスケを追加してから、この堰堤で脱渓。
どうもイワナしか出ないようなので、下流に大移動する。
真木温泉付近から再度入渓。
明るい里川の雰囲気。
夏の日差しがジリジリと熱い。
実は、昨日、疑似餌竿振侍さんとのコラボによるルアーが到着した。
フローティングの50mm。アワビ仕様の豪華版。美しい!
(疑似さん、ありがとうございます!!)
今日は、このルアーのテストも兼ねている。
よく水を噛んで、プリプリ泳ぐ。
トゥイッチを加えると、アワビの光が強烈にアピール。
アワビの光に誘われて、魚はわらわら出てきた。
だ・け・ど…、なぜか釣れない。
口を使ってくれないのだ。
その代わり、怒り狂ったようにどかーんとルアーに体当たりしてくる。
スレでもいいから掛かって~、というむなしい願いも叶わず、コラボルアーでの1匹は遠かった。
疑似さん、ごめん。次、がんばるから。
さて、釣らないことには、今日の目的は達成されない。
困ったときのなんとか頼みというわけで、伝家の宝刀「ストゥープ」を投入。
水深が浅い瀬をスピーディーにリトリーブして、活性の高い個体を誘う。
瀬の中心から元気よくルアーに飛びついたのは、こいつだ。
ジャスト20cmのヤマメ。 ん? ヤマメか?
ガーン! わずかに赤い斑点がある。
よく見なければわからないほどだ。
強いて言うなら「アマゴモドキ」か。
次に釣れたのは、オチビさん。
これはヤマメだ。
次のチビは、、、
いや~ん。側線上にほんのわずか赤い斑点がある。モドキだ。
本日最後に釣れた22cmの良型は…
朱点無し! ヤマメだ。
このあと、美しい渓流には誠に不釣り合いな人工物が立ちはだかった。
砂防堰堤の建設途中なのだろうか。それにしては巨大過ぎる。
ダムの骨組みのようにも見えるが、いったい何なんだろう?
この醜悪な建造物をくぐって先に進むのも気が滅入ってしまい、ここで納竿とした。
さてさて、本日の結果は、イワナ2、ヤマメ2、アマゴモドキ2、である。
これをどう受け止めようか。
そもそも自然界の生き物に対して、その生息域にきっかり線引きをすることの方が不自然なのだろうか。
すっきりしない、もやもや感いっぱいの複雑な心境で家に帰った。
ブラックバスのゲリラ放流と同じで、本来アマゴがいない川に人がアマゴを放流してしまうことがあり、混血が出てくることもあるそうですよ。
昨今、結構な放流活動があるなか、この検証はちょっと
難しかったかもしれません。
それでも、少なくとも大菩薩嶺西側にはアマゴがいて、
東側にはヤマメが生息することが確認できたので、
一定の成果が見られたと言うべきではないでしょうか?
コラボルアーはまともに使えましたか?
川でのスイムテストもせずに送っちゃったので不安でした…(^^;
次回こそ!ストゥープに負け無いルアーを目指しますので…(汗)
ストゥープって、小刻みウォブリングでしたょね?
プロト作ってみょうかな…(笑)
真木川は初めてでしたが、谷が深い場所が多いし、道路から離れている所もあるので、入渓にはコツが必要かなと思いました。
terryさんのおっしゃる通り、混血が進んでいる可能性は大いにありそうです。
たま~に行って、ヤマメとモドキの割合を確かめるのも、調査としては価値がありそうですね。
たしかに放流がされている川で検証というのは無理がありましたね(笑)。
ですが、jbopperさんに「一定の成果」と評価していただけたので、嬉しいです。元気がでました。
大菩薩の東側には、多摩川水系の支流もあります。
ネットで調べると、どうもアマゴがちらほら混じっているようです。
今回の真木川も含め、大菩薩の東はグレーゾーンなのかもしれませんね。
近いうちに、自分の目で確かめたいと思います。
コラボルアー、いい泳ぎしてましたよ~!
ありがとうございました!
アワビのアピール力は凄かったです。
本当に、お魚さんたちが、どかんどかん体当たりしてきたんですから。
次回は、しっかり釣果をご報告できるよう、ガンバリマス!!
ちなみに、ストゥープは、小刻みなウォブリングです。
真木川行かれたんですねぇ。
写真を見て、よくある光景なんですがなんだか懐かしいです。
ハマイバがあった頃は、川まで車で降りれる所があったんですが、無くなっちゃったかなぁ^^;
アマゴが混じってましたね。
先日の自分のコメントは「10数年前は」の情報なのを、今お伝えします。
すんません^^;
「イワナ釣りセンター ハマイバ」という観光釣り場がありましたよ。あれはハマイバ釣りセンターとは、別物なのかなぁ。
アマゴというかモドキみたいなやつが混じってましたよ。
そんなこともあるかなと、ある程度予想はしていたのですが…。
調査 楽しそう~
しかしヤマメも秋川のそれとはまた違った雰囲気ですね
こうなってくると 朱点のあるヤマメに 朱点の無いアマゴなんてのも出てきそうで怖いです
堰の多さに閉口しました。
素人なのでよくわかりませんが、こんなに必要なのかなぁって思います。