プチキャピ隊は癒しの渓をゆく

急に誘っても、いつも快くつきあってくれるsoraさん。本当にありがとう。



soraさん曰く、「今日はプチキャピ隊」。なるほど、うまいことを言うね。
いつもの４人のキャピキャピ隊ではないけれど、エッセンスはそのままに。
今日もなにやら美味しものを作ってくれるみたいだ。
適度に釣りを楽しんで、そして渓での食事を楽しむ。
すでに釣果よりそっちの方が気になっているのである。


昨晩はちょっと雨が降ったようで、日に日に濃くなる新緑の渓はしっとりとした空気に包まれていた。
今日は花粉もおとなし目で、途中からマスクも外してしまった。
芽吹きの香りがダイレクトに感じられて、なんとも気持ちがいい。

気温もやや高め。水面を飛び交う羽虫をヤマメたちが盛んにライズしている。

活性の高いヤマメの反応を楽しみながら、「釣ったら交代」ルールで遡行していく。
soraさんは山菜採りにも余念がない。


水深が浅いところにもヤマメたちは出てきていた。

ミノーを追って、小さな落ち込みをドボンと滑り落ちたヤマメ。
その水音から、いいサイズであることを確信した。
二投目、三投目…異常なし。
四投目、ガツンときた。

ミノーのベリーをがっちり咥えたヤマメは、腹部のマダラが特徴的な会心の一尾。


soraさんも一緒に喜んでくれた。


二人ともほどほどに釣ったところで、プチキャピ隊のメインイベント。
sora's　cafeの開店だ。

摘んだばかりのミズを手際よく処理。
スキレットにどんどん食材が投入されていく。


このまま食べてもおいしそうだけど…
サンドイッチにしていただきまーす！


香ばしいチキンにキノコのうま味、そこにしゃきしゃきのミズの食感がプラスされ、全体をふわふわのタマゴが包んでいる。
もう絶品！　こんなサンドイッチは、どこにもないぞ。


食後のコーヒーで脳の幸福度メーターの針は完全に振り切ってしまった。
もう何も言うことはございません。


見上げれば爽やかな緑のグラデーション。
明日からまた仕事をがんばれそうだ。


soraさん、楽しい時間をありがとうございました。