お気楽ナチュラリスト

都内に住んでも心はナチュラリスト。
週末は山と川で遊びたい。

2017初詣登山@高尾山・景信山

2017年01月22日 | 登山
若者との年明け登山第一弾は、初詣を兼ねてののんびりハイク。
昨年は、御岳山・大岳山だった。
初詣ができる近郊の山というと、筑波山や丹沢大山などがすぐに思いつくが、もっともお手軽な高尾山に決めた。


遠足気分でケーブルカー利用。
ゆるゆるなスタート。



さすがに1月も中旬を過ぎたので、正月登山の混雑はない。



15分ほどで薬王院に到着。
初詣でのおみくじはお約束である。

今年は大吉が二人も出た。若者は勢いがあってよろしい。
私は、小吉。いつもそんなもん。
中身をよく読んだら嫌なことが書いてあった。

 「上司と部下の板挟み 中立を心がけよ」

状況はよく当たっている…。


高尾山頂は、これまたずいぶん空いていた。
ミシュラン三ツ星の狂乱も、冬は落ち着きを取り戻しているのか。



展望台からの富士山は期待通りの秀麗を見せてくれた。

富士の眺望は、関東地方の山登りにおける重要なスパイスである。
青空に映える日本一の白銀を見られるか否かは、その日の満足度を左右する。
間違いなく今日はアタリだ。



大寒を迎えたこの週末は、低山といえどかなりの寒さになろうと心配していたが、今日は風は冷たいものの陽だまりの温かさを十分に味わえるハイキング日和。



モミジ台につく頃には、じんわり汗ばんできて、アウターを脱ぎだした。



城山を越えて、順調に小仏峠に到着。

以前は、ここに小仏峠の木碑があったはずだが、なくなっていた。
経年劣化で撤去されたのか。
タヌキだけは変わらない姿で出迎えてくれた。


小仏峠から景信山までは、ちょっとした急登が続く。
山ガール曰く、「ちょっと山感が出てきましたね。」
確かにその通りである。
ここまでの道のりは、木道やら階段が整備されすぎていて、登山の雰囲気には程遠かったからね。


息を弾ませて飛び出した景信山頂には、抜群のロケーションが待っていた。



いい日に登れてよかった。



関東平野がすっきりと一望に掌握できる。
その昔、北条氏が見張り台としてこの地を活用していたとかの所以も納得である。
山ガール&山ボーイも、「地球の丸さが感じられます!」と言って、大満足の様子。


とりあえず本日の最高標高点ということで記念撮影。



景信山頂には、二つの茶屋があり、たくさんのテーブルやイスが用意されている。
トイレもちゃんとある。
ハイカーにやさしい山である。

冬晴れの山の中、この世ででもっとも美味しいカップラーメンとインスタントコーヒーを堪能した。


景信山からは奥高尾縦走路をはずれ、小仏バス停に向かって下山。
コースタイムより若干早く下りることができた。



「今日はなんだか楽ちんでしたね。ぜんぜん疲れてません。」
まあ、確かにケーブルカーでアプローチして、高低差のない縦走だったもんね。
陣馬山まで足を延ばしてもよかったかもしれないな。


山ガール育成登山も、数えてみれば今回で10回目だった。
自分以外にフル参加はいないが、それでも7~8回ついてきている者が多い。
富士山も登ったし、みんなそれなりに経験を積んできている。

帰りのバスの中、「雪山行ってみる?」とカマを掛けたら、「行きたいですけど、装備がないので…。」
そんなの気にするな。行ってみたいと思うことが一番大事なのだ。
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2 コメント

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Unknown (高崎)
2017-01-23 00:50:51
順調に山行を重ねていますねえ。
山で部下との絆を深めているなんてなかなか素晴らしい上司でございます。

いずれはチョモランマ遠征隊を組もうなどと画策しているのかしら???
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お返事 (papachan)
2017-01-23 20:35:17
>高崎さん
こんばんは!
ちまたで言われている若者の山ブームは本当なのかもしれませんね。
ある程度経験を積んで自信がついたら、「じゃ、自分たちだけで行ってきますから」なんてことになって、オジサンはあっさり捨てられる運命だったりして(笑)

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