お気楽ナチュラリスト

都内に住んでも心はナチュラリスト。
週末は山と川で遊びたい。

2プラス2

2017年08月27日 | 釣り
2プラス2といっても、もちろん政治的な話ではない。



久しく訪れていなかったホームで朝のチョイ釣り。
この夏は源流だったり、高原だったりのストレスフリーな釣りが多かったので、たまには修行をしないと。
もちろんの夏の修行といえば、藪と蜘蛛の巣である。


雨ばかりの8月で夏らしくない日々が続いたが、今週に入ってにわかに暑さが戻った。
変な夏であったが、それでも河畔のススキはちゃんと穂を出し、秋に向けてまっすぐ進んでいる。
気が付けば禁漁まで、あと1ヶ月少々だ。



入渓時の気温は21度。
水量は平水だが、ぬるい…。



幸いにも先行者はおらず、気持ちに余裕をもって釣り上がる。
まずは、体色のピンクが鮮やかなヤマメがお出迎え。

家で画像を確認して初めて気づいたが、エラブタに寄生虫が付着している。
高水温の影響だろう。


つぎは、ややサイズアップ。
これもいい色だ。




ラインに蜘蛛の巣が絡むと、丁寧に取り払うのだが、すべて取り除くのは無理。
キャストに支障が出るようになったら、リーダーを付け替える。
ハサミでリーダーを切って、ラインストッカーに巻き付け、新たなリーダーを用意。
細かい作業は、老眼鏡をかけて行うのだが…。
無い! 無い!
あちゃー。やってしまった。
老眼鏡を家に忘れてきた。


光の乏しい谷底で、ぼやけた手元を見つめながらリーダーを結ぶのは容易ではない。
それでも、なんとか手さぐりでメインラインとリーダーを結束した。
問題は、リーダーの先につけるスナップである。
これが一筋縄ではいかない。
極小スナップの輪にラインを通すのは、もう至難の業である。
何べんやっても通らない。
結局、この作業に30分を費やした。
どっぷり疲れた。




これですっかりペースが狂ってしまい、このあと釣れたのはアブラハヤ2匹。


釣れた瞬間は、チビイワナかな~と思って魚体を触ったらグニョンという嫌な感触で気づいた。
なんだかドジョウみたいな手触り。体全体がゼラチン質みたいにぐにょぐにょしてて、ちょっと気色悪い。
ひょっとしたら、柳川鍋みたいにして食べたらうまいのかな?(笑)


結局、ヤマメ2匹+アブラハヤ2匹。
2プラス2で終了。
お粗末さまでした。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
老眼 (髙崎)
2017-08-28 22:55:34
やはり老眼ですか?
僕もフックアイにティペットを通すのが一苦労で今では感に頼る始末です。

山女魚は既に婚姻色なのでしょうか、ピンクの濃い体色が鮮やかですねえ。
アブラッパヤはテンプラなら美味しく食べられますよ!
返信する
お返事 (papachan)
2017-08-29 21:24:09
>高崎さん
こんばんは!
釣りや登山のときは、眼鏡だと危ないのでコンタクトレンズをしているのですが、コンタクトレンズは視力がよく出やすい一方で、老眼がひどくなります。
この日は老眼鏡を忘れたおかげで、さんざんでした。

ホームのヤマメは体側にピンクが出やすい個体が多いのですが、秋が近づいているようで、だいぶ濃くなっていました。いつかはブナが出ている尺物を釣ってみたいものです。

アブラハヤも食材になるんですね。初めて知りました。(汗)
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Unknown (jbopper)
2017-08-30 22:11:58
美形のヤマメが出て良かったですね!
水温・水質でしょうか?私も最近の釣行で毎回ハヤが
釣れています…バーブレスフックなので、フックを持って
魚を触らずにリリースするようにしています。
それにしてもこのおちょぼ口、よくルアーに掛けますね!(笑)
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お返事 (papachan)
2017-08-31 20:15:56
>jbopperさん
こんばんは!
アブラハヤは、流れの緩いところから出ました。
高水温になると、たまってくるみたいですね。
フックは、実は下あごの外側に掛かってます。
スレ掛かりみたいなものです。
ミノーを咥えるというより、じゃれついているんじゃないでしょうか。
ミノーを何だと思っているのかアブラハヤに聞いてみたいものです。
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